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今日はミカンの夏休み一大イベント
仲良しの友人二人をお迎えしての お泊まり会の最終日。 31日の盆踊り大会も 予定していたバーベキュウも花火も 台風のもたらす大雨で全ておじゃんとなって 子供達は家の中に缶詰状態。 最終日を盛り上げるために ミカンが絞り出したアイデアが お化け屋敷。 ミカンの部屋は数時間でお化け屋敷と化した。 memetiroに招待状が渡され、 ウキウキしながらお化け屋敷に入ると これがなかなか。 使っていない真っ赤なカーテンがぶら下げられて ミカンの部屋は血塗られている。 不気味な雰囲気満点。 カーテンにはお気に入りの黒猫ジジが首つり。 レモンの携帯は早速お役にたち 鳩時計の音が鳴り響く。 リモコンを使っての音響効果はお化け屋敷さながら。 決して驚くまいと心に決めて中へ入る。 が・・・しかし・・・ 体に何か降ってきて なかなかやるな!おぬし!って感じ。 揺れるカーテンに気を取られていた瞬間に 本棚の隙間からうらっちが飛び出して うんぎゃ~~~~。 その直後足を捕まれスプレーを吹きかけられ ぎょえ~~~~。 子供達は私の驚く姿に 笑い出した。 威厳を保てなかったmemetiro悔しい限り。 まぁ・・・お楽しみもあってもいいかぁ・・・ などと自分を納得させたが・・・ 負けず嫌いのmemetiro。 引き下がるわけがない。 心の中でリベンジを誓った。 レモンにだけはそん旨伝え、 卓球へと送り出す。 さぁ!これからが本番!!!うししのしぃ!なのだ! 雨戸を閉める。 ミカンの部屋へ行き ベッドの上に丹念に あたかも人が寝ているかのようにセッティング。 トドメは髪の毛。 黒の毛糸でセット。 我ながら上出来。 電気を消して眺めると 自分で作ったにもかかわらず 気味がわるくなってくる。 あ~~~~~~!早く帰ってこい!ミカン! memetiroの挑戦だ! そして・・・その時がやって来た。 車庫に付いたときには ミカンは卓球練習で疲れ切り うとうとし始めている。 「ちょっと待って!雨戸が閉まってるよ!!!お母さん閉めてないよ!」 眠そうな目をこすりながらミカン。 「お父さんが閉めたんじゃあないの?」 「だって・・・お父さん今日はお泊まりだよ。それに車ないし!」 「泥棒?」 不安げなミカンの目は爛々とし、 先ほどの眠気は完全に吹き飛んでいる様子。 さぁ!罠にはまったぞ! 手応えを感じるmemetiro 。 「まさか刃物なんて持ってないよね。」 とミカン。 「やっだぁ~~~~!変な事いわないでよぉ~~~。」 と言いつつmemetiro情けないかが恐くなってくる。 「とにかく静かにしてっ!」 そして・・・ 我々は静かに鍵を開けて中へ入った。 わざとらしく部屋を見渡し 「別に泥棒が入ったような感じもないねぇ・・・。」 普通ならこのあたりで疑ってもいいようなものだが、 何せミカンはまだ10歳。 疑うことを知らない。 罪なmemetiro 容赦はしない。 リベンジだ。 とにかくお風呂へ入らせて、 そして出てきたミカンへ 「さあ!寝るぞ!」 先ほどの仕掛けを ミカンは忘れてしまったのかと思いきや・・・ 階段をミカンに付いて上がる私を振り返って ミカンが一言。 「お母さん恐いんやろ!」 そう言いながらミカンは部屋へ入りかけた。 が・・・・ 動きが止まる。 中を一瞬凝視するミカン。 そして・・・ 私の方を振り返ると 小声で 「誰かいる!!!!」 「何言ってんの!やっだぁ~~~。もう!変なこと言わないの!」 とmemetiro。 ミカン再度確認。 そして!必死に訴える。 「ホントに誰かいる!!!!」 そこへレモン登場。 中を覗いて 「ほんと!誰か寝てるって!」 「まっさかぁ~~~!」 とmemetiro。 そして覗いて・・・ ミカンとレモンの顔を見て 「ホントに誰か・・・いるわ・・・・。」 我ながら迫真の演技に酔ってしまいそう! ミカンはそそくさと階段を降り始め、 「さ・よ・う・な・ら・ぁ・・・」 と手を振り始める。 ここで逃がしはしませぬぞ。 しっぽを巻いて逃げ出すミカンを呼び戻し さぁ!!!!クライマックス!!! 「起こしてみるわ!」 戸惑うミカン。 で・・・・ 突然悲鳴を上げながらベッドへ飛び込むmemetiro。 一瞬何が起こったか把握できないミカン。 memetiro布団をはがす。 と・・・そこには・・・・ パンダのかぶり物に真っ黒の毛糸の束と クッションの山。 呆然とするミカン。 そして・・・数秒の後・・・ 全てを把握したミカンが一言。 「びっくりしてうん○がもれそう・・・」 そして・・ ミカンはトイレに駆け込んだ。 ミカンは潔癖性で トイレでは口をきかないのが常であるにもかかわらず、 この日は雄弁に語ったのである。 「心臓が・・・髪の毛を見たとき・・・えっ?ブラジル?」 確かに真っ黒の純毛の毛糸。 ブラジル人の髪の毛に見えますわ。 「酔っぱらった誰かが家を間違えてねてるのかなぁ????なんて思ったりぃ・・・。」 でも・・・ このあたりにはブラジル人は住んでいませんよ!みかんちゃん! しばらくすると 私の血を引いた負けず嫌いのミカン。 負けた悔しさに興奮し始め、 「覚えてろよ!」 と一言。 あっはっはのはぁ~~~~。だ!!!!!。 悔しかったらやってみなぁってか???? 興奮覚めやらぬミカン。 当分寝付けなかったとさ! ごめんね!みかん! でも・・・ 最高に刺激的な夜だったでしょ!!! くぅっくぅっくっ・・・・ ごめんなさい! でも・・・笑いが・・・止まりません! あぁ~~~サプライズ!サプライズ! この刺激たっまりましぇ~~~~ん! 懺悔!!!するmemetiroでした! ごめんね!ミカン! かわいい心臓に懺悔です! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.08.03 22:28:36
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