ぱくぱく・ふるんの部屋

JR桜井線　京終駅（きょうばて)終点奈良駅のひとつ手前。無人駅。
こんな電車に揺られて着いた。


レンタサイクルを借りるなら、奈良駅まで行った方がよいのだけど、
目的地まで近いこの駅でおりて、歩くことを選んだぱくふる。
あつい。とにかく暑い。あぢ～～
駅舎を出た途端、扇風機のまわるローカル線が恋しく思われる二人であった。
お泊り荷物が重い。
やっぱり京都駅でコインロッカーに入れてくるのだった。
日陰、日陰、日陰。ない。あぢ～～～～～～～～


なんか、もうだめ。←「もう」ってアナタ、ちっとも進んじゃいませんよ！
50mごとに休憩している。
文化財となって公開している、昔のおうち。無人。
靴を脱ぐのも面倒なのだが、日差しから逃れたい一心でカバンを放って上りこむ。
「ほら、行くよ」と促され仕方なく、また靴を履き歩く。
また50m行くと、管理人さん在駐の立派な町屋。
当然休憩見学させていただく。
２階にもあがることができる。
板の間がぴかぴかに磨き上げられていて、それはもう見事というほかない。
しばし、暑さを忘れる。



タクシーの墓場を発見したり
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　日陰ですやすやお昼ね中の猫をうらやんだり



だらんだらんと歩く。
おお～～～！酒仕込み水販売中！吸い寄せられるようにドアを開けるぱくぱく。
造り酒屋ではなく、町の酒屋さん。
冷蔵ケースには、ひょうたん型のペットボトルに入った水が並んでいる。
その名も「ひょうたんから水」　　　　く～～～～～～っ！くだらん！
採水地：奈良県吉野郡天川村大峰山洞川ごろごろ水(環境省指定日本名水百選）　350ml　￥300以上した高い
これはこれからの道中用。店内でラムネを飲む。
ごちそうさまをして、数歩進むや、

前方米穀店前にソフトクリームの置物発見！
その手前の路地を曲がった先に、ソフトクリーム屋はあった。
いきなり早足！
なんだか、アメリカンなテイクアウト専門店。
　　　　　　　　
こんなに種類があるのに、「バニラ」　二重唱。つまらん。
どうせなら、２種類食べたいところ。でも、アタシはバニラがい～な～。

ぱくぱく　「じゃ、くろごま」
ふるん　　「え～～～～～～」←言わないが顔が
ぱくぱく　「柚子をもなかで」
ふるん　　「ワッフルじゃなく、コーンのソフトでバニラ」

ああ、かなりふるんの印象下げたね。このくだり。
でも、2種類食べられるなら、両方すきなの食べたい!
ぱくぱくは、なんでもいいって言ったから。。。
でも結局、柚子を「ちょっとちょうだい」することはなかった。
お店のコピーに「歩きながら食べるにはちょうどいいモナカ」とあったのに、
齧る端から、だらだら流れてきて、もう慌てて食べたはりましたわ。
その間電話も鳴るし。ふるんのソフトもだらだら溶けてくるし。えらいこっちゃ。

　　　　　　

そして、それをまだ食べきらないうちに、運命の出会いが現れた！