2015年8月29日 三浦・城ケ島
ノベ浮きで一日小物釣りなんか図鑑でも作れそうな勢いで。いまにも雨が降りそうでしたが、涼しくて、その点では釣り日和というか。海釣り公園で今年はサヨリが豊漁なので狙おうかと思っていたんですがなんか夏休み最後?だからか、なんか子供釣り大会とかいろいろあるみたいなんですよね。だから仕方なくノープランでKQでどんぶらこ。とりあえず三崎港は以前の感じで期待薄だったから、三浦海岸駅からバス。砂浜はもう誰もいない。8月とは思えん。投げ釣りするにはよさげ。剣崎で降り、吉田商店で餌買うかと思ったが……うわー廃業してるー?前は看板とかあったのに全部なくなって店閉まってる。あーもう時代の変わり目を生きてんなあ、と。早川の小磯釣具店も今年の禁漁に合わせて廃業だそうで。あと何軒小さな釣具店が潰れるのを見なければならないのか。いずれはネットで注文してドローンですぐに餌が届くとか、釣り場に届けるなんてこともある……かねえそして現地の情報は釣具店ではなく、釣り人がネットで共有するとか、あるいはリアルタイムで衛星やら釣り場の監視カメラやらで情報を得るとか。便利かもわからんが、何か違う感があるよなあいやそれはたしかにこんな世界になったらいいな、という未来そのものなんだが、だけどこれだけ変化があればその副作用もでかいに決まっている、という。子供が描く未来予想図の裏側をがっつり見せつけられている気分。ともかく、歩く。港に釣り人は少ない。雨降りそうだもんなあ……と言って、結局一度も降らんかったが。干潟は子供たちの自由研究? イベントで親子観察会が開かれてた。宮川の入り口まできて久々タカナシ商店でアミのブロックと食い物購入。女将さんによれば、アオイソメは暑い時期は仕入れて無いそうで、涼しくなってきたからそろそろ入れるらしい。来月のどこかかな?改めて冷凍庫の餌を見たが、サナギとか食わせダンゴ、オキアミのブロックもあって、結構な品揃え。しかもブロックを砕くサービスあり。と言っても、金槌使って駐車場の金属板の上に置いて割る、という。これで溶けやすくなるという。この前のうらた釣具店もそうだが、工夫の仕方っていろいろあるもんだ。近況を聞くと、サバやイワシやらが釣れていたそうな。宮川港は黒崎原八景原にバーベキューグループ小さな堤防はすでに埋まっている港内でやろうかと思ったが、いまいち魚っ気無し。盗人狩り観音山下に行くと風が当たって辛いが釣り人少なし。冷たい風が虫除けにはなるかなあ、と足場の良いワンドで開始。が、木っ端タナゴとベラの大群。最初は面白い。今日はハエ竿と渓流竿を持ってきて、結局最後までハエ竿。これが細くて小物釣るには面白い。疲れないし。渓流竿と並べてみやしたが。渓流竿のほうは一般的な太さだと思う。それに比べるとハエ竿はほんと細い。ただ大物がかかっちゃうとバラシどころか折れる可能性あり、という繊細さ。もう毎回道糸結ぶだけでも神経使う。ほんとパックロッド生活的には折りそうで怖い……とか言っていると折るからなあ。で、結局しばらく経っても小さいのばかりなので、今度は潮があたっているところ。ベタ凪だが、時折いきなり高い波が来る。おそらく沖の浦賀水道を通る船の波。潮位が高くなるとヤバい死ぬ系の波になる。こちらのほうが可能性はありそうでベラ、木っ端・手のひらメジナ、海タナゴの大小、スズメダイ、オヤビッチャ、大きいトウゴロウイワシがくる。ハエ竿で手のひらメジナは最高です。オヤビッチャは初。スズメダイの仲間ですけど熱帯魚みたい。他にも爪サイズのシマダイとか、なんかほんと小さな餌盗りはたくさんいた。トウゴロウイワシはやたら成長しやがって。。。これくらいあるとスプーンで身をすくって刺身にしやすいという。生で食べたがたしかに味があって美味しいの。だけど面倒なので唐揚げにしちゃう。それにしても雰囲気がめっちゃ良いのでノベ浮きではなく、普通にウキフカセしたかった。。。夕マズメ手前までやるが波が危険に。夜釣り装備も無いので移動。ちょうどバスがきたので城ケ島大橋。黒島空いているのなら、と思ったがさすがに埋まってる。橋の上から見ると、うーんどこにも釣り人いるなあ。と思っていたら冷蔵前の岸壁が空いている、うえにちょうどナブラが出た。おお、イワシいるのかな、それにしては釣れている雰囲気無いけど……。ともかく外灯もあるし、と移動。アミまくが、ネンブツっぽい小魚少しいるくらいで、全然イワシとかいない。なんじゃ魚っ気が無い。他の人にも全然釣れてない。いろいろやってヘチ流して穴ハゼ。。。ボラの大群や海タナゴ?っぽい群れが通過したものの、なかなかとどまることなし。だが目の前でナブラ。なんか追われているのは間違いないが、寄ってはこない。当たりがときどき忘れた頃に出るが乗らない。電気浮きに変えたところで、大物ヒット!と言ってもハエ竿なんでサイズがどれくらいか見当つかんのだが。とりあえずハエ竿で相手するにはヤバイ重み。ゴンゴンという引きと沖に走り出す感じ。それでも最初からハエ竿使ってますからね。もしきたら、という覚悟はある。だから「ついにきたか!」と玉砕覚悟のやり取りを決意するんですけども、あっさりフト軽くなるという。あぅーバラしましたやん。しかもハリス切れ。ハリはずれかと思ったのに。0.6号だからしゃーないけども、正体知りたかった。。。結局その後は当たり無し。7時前に終了。近くは金持ってそうな若者たちのパーティー中で、もうこちらは侘しい侘しい。だが、最後には駅のホームでどこかの花火大会、逗子とか?鎌倉?横須賀?そのあたりの花火が見えて。あー夏が終わるのだと。とりあえずギリギリで夏を堪能したのだと。そう思うことにして終了。