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カテゴリ:風俗
(ちょっと幸せな話じゃなくなっちゃいます。すいません;;)
あたしは今はデニーズでバイトしている普通の女子大生とはいえ、かつて風俗やってました。 大学の入学金はなんとか姉が払ってくれたものの、奨学金を申し込んでも学費が払えないほど家計が困窮していたから。 父親はごく平凡なひとなのだけど、お金のやりくりがへたくそな人なので家のローンが積もり積もって、もしかしたら家を売って出て行かなければならないというとこまでいった。 そんなときに母親がリウマチになり、入院してしまうこともあった。今は退院しているけど欠かさず薬を飲んでいる。 そんなときに大学へ入るというのは相当なプレッシャーだった。 あたしは学費なんて払わずにすむし、すぐにでも働いて家にお金を入れてあげたかった。 けれどもあたしの親は貧乏でも6年間私立へ通わせるほど学歴重視のひとなので、期待に応えなければならなかった。たぶんうちの親はちょっとそういうとこの感覚がおかしいと思うんだけど、あたしの将来を思ってのことなんだろう。 友達に「キャバクラしない?」と言われたけど、罰金やノルマがあると聞いてあたしは風俗を選択した。大学に行きながら効率良くお金を稼ぐには普通のバイトじゃ駄目だと思ったから。 結局その友達はキャバクラも風俗もやらなかったみたいだった。たぶんあたしほど切羽詰ってはいなかったのだと思う。 最初は吐き気がするほどいやで電車で倒れたりしたし、何も食べられない日もあった。でもなんとかしなきゃ、と思って少しずつお金を貯めていった。 学校の学費も払っていたし、交通費や食費、教材も全部自分で揃えた。 そんな生活が1年ぐらい続いて、どうしても耐えられなくなり、 彼氏に告白して別れようと思ったのが今年の1月ぐらいのこと。なにもかもが限界で、秘密にしておくことに疲れてしまっていた。 彼氏は泣きそうになって「やめてくれ」とお願いしてきたが、あたしはお金が必要なことを伝えて、それは自分ことなんだから自分で払いたいとちゃんと説明した。彼氏は渋々と承知してくれた。 その頃になるとあたしは異性関係がいい加減になっていた。 彼氏がいるのにホストと遊んだり馬鹿なことをしていた。 言い訳になってしまうかもしれないが、あたしの彼氏は「あたしの 暗い部分」が嫌いみたいで、あたしが涙を見せるのを嫌がった。いつも笑顔でいなくちゃならない……涙を見せても優しくしてくれる男性にあたしは安心してしまうことがあった。 ま、そのどれもが彼氏と比べるのもおこがましいくらい人間としてろくでもない男のひとばっかりだった(*´∀`*)ゞ 今となっては笑い話だけど、その頃は苦しくて辛くて毎日泣いていた。 早く死にたいとばかり願ってた。 それでもってこの浮気のことをブログに書いてたら、彼氏にバレてしまったのだ。(;´Д`) もうマジでこの世から消えたい、というのはああいう気分を言うんだろうね……みなさん秘密をブログに書くのは気をつけたほうがいいよ。 彼氏さんは「一人暮らしをやめて風俗もやめて、引越ししなさい。実家に帰らないなら別れる」と切り出してきた。今までにないヒートアップした怒りにあたしは泣きながら承諾した。 (※こっからがちょっといい話。幸せになるためのステップアップ) 彼氏さんはメモを取り出してお金をいくら稼げばいいか計算してくれた。 無理なように思えたけど、案外なんとかなりそうで彼氏さんは「足りないぶんは俺が出すよ」と言ってくれた。あたしはたぶん受け取らないだろうけど、その気持ちだけで嬉しかった。 デートのときはごはんは全部彼氏持ちになって、申し訳ない気持ちになったけど、「それだけやめてほしかったってことだよ」だって。やっぱり相当イヤだったんだろうなぁ……(´・ω・`) 今あたしのお金は貯金も含めて5万ぐらい。 バイト代が振り込まれるのは来月だし、実は来週に手術しなければならないのでかなり苦しいけど……でも自慢の彼氏さんがいるので大丈夫れす(*´∀`*)ゞ 前はコンビニとかスーパーで値段見ないで買ってたけど、今はなるべく安いのを探したりして、これもちょっと楽しいんだ。 あのときブログで浮気がバレちゃってよかったとさえ思ってる。 彼氏には辛い思いをさせちゃってすまないけど、あれぐらいのショックがなければ今でもあたしはだらだら風俗を続けていたと思う。 けど風俗やったことを後悔はしていないんだなぁ。 辛かったけど、あのときのあたしは悩みに悩んでその選択をしたわけだし、後悔なんかしたらカワイソウだわさ(;つД`) 最後に。 彼氏さん、ごめんね。これからも一緒に歩んでいってください、不出来な子ですけど、あなたと将来いっしょになって幸せになりたいと、すごくすごく願ってます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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