旅は道連れ、二人きり２

先月ぐらいに小学校の友達と再会して飲み会をすることが出来た。
実に１０年ぶりぐらいのことだったんだ。



小学校の頃のうちはまーどうしようもない馬鹿なやつで、親友に色々イタズラとか悪さしたんだよなｗ
良く言えばお調子者、悪く言えば馬鹿だった。
イタズラっつーか悪さっつーのも子供じみたもんなのだけど、荷物持ちとかそんなことだったかな……まあよく一緒に遊んでいた。



でも中学生ぐらいになってきて、「あのときなんであんなことしたんだろ？」「なんであんな意地悪したんだろうなあ」とふと考えてきて、卒業したあと小学生のときの友達に会いたくなくなっていたんだ。
同窓会も無いし、このまま会わないでもいいんじゃないかって。
けどバイトをしているときに、その親友と偶然再会して、びっくりした。
「ひさしぶりーｗ」とか言って、全然うちがした意地悪とか、なんとも思ってなかったんだ。
あたしはお互いのために会わないほうがいいんじゃないかと思っていたんだけど、違った。友達とまた会う約束をして、それで飲み会をした。



あたしが飲みの席で、開口一番に過去にした一切を全部謝るために「ごめん」と頭を下げたら、親友は笑っていた。
「えー全然気にしてなかったのにｗ」とかケラケラ笑ってる。
ほんとに正直、ほっとした。
いまだにたまに思い出して夜眠れないこともあるぐらい、気にしてたことだったから。
「絶対もう一度会えたら謝るつもりだったんだ」と真剣な顔をして言ったら、親友は吹いていた。



思えばすごく間違いだらけのことをしたけど、案外こんなものなのかもしれない。
案外と時の流れが洗い流してくれるもので、絶対に償えない過ちなんて、そうそう無いのかもしれないなーと思った。

もし小学校とか中学校の自分がいやな奴で、恥ずかしい奴で、みっともなくて過去を振り返れないと思うなら、一度同級生だった奴に会って勇気を出して聞いてみろｗ
たぶん案外と「そうだっけ？」なんて答えが返ってくるからさｗ