【文書にはライフサイクルがある】実践 e-文書法
実践 e-文書法e-文書法に則ったシステムの導入から運用まで、細かく解説されている。導入コストの見積方法など、システム・ベンダとしてたいへん参考になる。ビジネスで使う文書についてあらためて考え直す機会となった。当然のことだが、文書には、作成から廃棄までのライフサイクル(ILM)がある。これに関し、本書では図説されていて分かりやすい。また、保存媒体として、われわれが日常使っている磁気ディスクや電子媒体の寿命はせいぜい20年。これに対し、紙は200年以上、マイクロフィルムは500年以上の保存か保証されている。こうしたことを考えると、電子保存と従来メディアによる保存を考える必要がありそうだ。■メーカーサイト⇒実践 e-文書法