【日本は復活するか!?】日はまた昇る
日はまた昇る日本のバブル崩壊を予測したベストセラー『日はまた沈む』の著者。あれから15年の日本を『日はまた昇る』というタイトルで概説している。内容は、日本経済のみならず、北朝鮮問題から靖国神社まで多岐にわたっている。日本の評論家が書くような深掘りされた文章ではない。とくに靖国神社の扱いについては、著者が提案する方法では日本人の宗教観を軽視しており、おそらく実現できないだろう。ただ、著者のように考えている外国人が多いのだとしたら、われわれ日本人は、もっと“外”に目を向けるべきだ。内輪でゴチャゴチャ議論している場合ではない。日本が一段階上の国家になるためには、“外”への説明責任が問われている。■メーカーサイト⇒草思社 日はまた昇る