【デジタル一眼に迫る高画質】デジカメ「DP2 Merrill」
デジカメ「DP2 Merrill」 精細な解像感はエントリークラスのデジタル一眼レフを超える。製造/販売シグマ製品情報デジカメ「DP2 Merrill」価格比較ここをクリック デジタル一眼レフカメラ「SD1 Merrill」と同じ APS-C サイズ相当・有効 4,600 万画素(4,800×3,200×3 層、記録解像度 4,704×3,136)の Foveon X3 Merrill センサーを搭載するレンズ一体型デジタルカメラだ。外観デザインは箱のようにシンプルそのものだが、持ちにくさは感じない。上面には DP2x にあったモードダイヤルに代わり、電源ボタンわきに MODE ボタンを配置。押すと画面下に撮影モードが並び、シャッターボタン同軸のダイヤルもしくは方向キーで選択する。方向キーの感触が良くなり、高級感と操作性が増した印象だ。高精細化した液晶モニターはマニュアルフォーカスにも役立つ。DP2x と同様、FOCUS ボタンで MF に切り替え、方向キー中央の OK ボタンを押すと選んだ測距点の付近を拡大表示する。距離設定はフォーカスダイヤルに直接距離を表記していた DP2x と異なり、画面上の距離表示を見ながらレンズ鏡筒部の電子式フォーカスリングを操作する方式になった。撮影は RAW+JPEG 同時記録が可能。同時記録の JPEG ファイルでも本機の描写は味わえるが、SIGMA Photo Pro で現像すればさらに細かな部分が際立つ。これまでの DP シリーズでも Foveon ならではの手触りが伝わるような描写にたびたび驚かされたが、DP2 Merrill はそれを更に上回るだろう。同じセンサーを採用する SD1 Merrill と比較しても、レンズ固定式ゆえにセンサーとのマッチングで有利な部分もあると考えられる。【主な仕様】撮像素子Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー(CMOS, 23.5×15.7mm)×1有効画素数 約4600万光学系30mm (35ミリ判 約45mm相当)(6群 8枚)F値 2.8~16シャッター速度 1/2000~30秒モニター 3.0型画像処理系ISO感度:100~6400露出制御 (P)プログラムAE(プログラムシフト可能)、(S)シャッター優先AE、(A)絞り優先AE、(M)マニュアルの4モード測光方式 評価測光、中央部重点平均測光、スポット測光静止画記録最大解像度(4,704×3,136 ピクセル)記録方式 JPEG, RAW動画記録最大 640×480音声 モノラル記録メディアSD/SDHC/SDXC/マルチメディアカードインターフェースUSB2.0端子×1オーディオ出力(モノラル)×1AV端子×1本体サイズ(幅)121.5×(奥行)59.2×(高さ)66.7ミリ本体重量約 355グラム電源リチウムイオンバッテリーパック×1