【ホームムービーも4Kで】4Kビデオカメラ「ハンディカム FDR-AXP35」
4Kビデオカメラ「ハンディカム FDR-AXP35」 2013年発売のFDR-AX1と比べて約30%の小型化を実現。カメラ本体に編集機能も搭載。製造/販売ソニー製品情報4Kビデオカメラ「ハンディカム FDR-AXP35」価格比較ここをクリック 撮像素子は 1/2.3 型の Exmor R CMOS でベイヤー配列。総画素数は 1,890 万画素、動画撮影時の有効画素数は 829 万画素(16:9)。レンズはツァイスのバリオ・ゾナー T*で、フィルタ径は 52mm。絞りは 6 枚羽根。F 値は 1.8~3.4、焦点距離は 35mm 換算で 29.8~298mm の光学 10 倍ズーム。デジタル 120 倍ズーム機能も備え、全画素超解像技術も取り入れている。レンズと撮像素子を 1 つのユニットとし、そのユニットがビデオカメラのボディ内で自由に動くような機構を採用する事で、高い手ブレ補正能力を実現する「空間光学式手ブレ補正」機能を搭載する。4K 撮影は XAVC S フォーマットを採用。3,840×2,160/30p、24p での撮影ができ、ビットレートは最大約 100Mbps。100Mbps記録時には、SDXC カードの Class 10/UHS スピードクラス 3 が必要。XAVC S での 1080/60p 撮影や、AVCHD での 1080/60p 撮影も可能。XAVC S のフル HD 撮影時、最大ビットレートは約 50Mbps。AVCHD では約 28Mbps となる。MP4 形式で 1,280×720/30p 撮影も可能。4K/30p の動画撮影に加え、そこから 829 万画素の静止画を切り出す事も可能。従来は PC に撮影動画を取り込み、同じような事は可能だったが、新モデルではカメラ本体のみで静止画の作成が可能になった。また、4K 映像を HDMI ケーブルを使ってテレビに表示している際に、昨年モデルは 4K画角の中から任意の範囲をフル HD で切り出して表示する機能を備えていたが、新モデルではこれが進化。カメラのズームレバーを使い、画角の変更ができるようになっており、再生時にズームしているかのような効果が得られる。これにより、発表会や運動会など、被写体が遠くて、自分の子供がどこにいるかわからないような撮影の時に、引きのアングルで全体を撮影しておき、再生時に自分の子供に擬似的にズームするといった使い方ができるという。AF 機能は昨年モデルの「顔認識」機能から強化。顔だけでなく、体も含めて全体で追尾する「ロックオン AF」となった。画像処理エンジンは BIONZ X。液晶モニタは 3 型、92 万画素。記録メディアとして、どちらのモデルも 64GB のメモリを内蔵。SD カード、もしくはメモリースティック PRO デュオなどのカードスロットも装備。128GB までのカードが利用できる。AXP35 にはさらに、ビューファインダとプロジェクタが搭載されている。ビューファインダーは 0.24 型。プロジェクタは DLP 方式で、輝度は最大 50 ルーメン。解像度は 854×480 ドットで、10 型~200 型までの投写が可能。投写距離は 50cm 以上。撮影した映像を壁や天井などに投写する事で、家族などの多人数で鑑賞できる。付属バッテリを使った際の連続投写時間は約 2 時間25 分。無線LAN 機能を搭載。NFC にも対応し、ワンタッチでスマートフォンなどと連携できる。Ustream にも対応しており、撮影している動画をネット配信できる。さらにマルチカメラコントロールにも新たに対応。ソニーのアクションカメラなど、他のカメラと最大 5 台、無線LAN で接続・連携できるもので、ビデオカメラのモニタ画面に他のカメラの状況を示すアイコンが並ぶ。マスターとなったビデオカメラから、他カメラの録画スタート/ストップ、シャッター操作、ズーム操作が可能。これにより、例えばビデオカメラのアクセサリーシューにアクションカメラを取り付け、引きの映像はアクションカメラで撮影。アップの映像はビデオカメラで撮影し、後で編集する際に組み合わせる事ができる。撮影時には、ビデオカメラからアクションカメラを操作できるため、操作が複雑にならないというメリットがある。新機種ではこれに加え、カメラ本体での簡単編集機能を用意。カメラのハイライトボタンを押すと、カメラ自身が良いシーンを自動的にピックアップし、1,280×720/30p の MP4 動画を作成してくれる。長大な撮影データからコンパクトにまとめた映像になるため、SNS などでシェアしたり、内蔵プロジェクタ(AXP35 のみ)で投写するといったシーンで活用できるとする。ハイライト動画の長さは 2 分、1 分、30秒、15秒など。PlayMemories HOME に任意の楽曲を取り込んで BGM として使ったり、プリセット BGM を使うことも可能。なお、このハイライト動画機能はフル HD の AVCHD 動画でのみ利用でき、4K では利用できない。処理時間は作成動画の約 2 倍かかる。【主な仕様】映像方式デジタルハイビジョン撮像素子1/2.3型 Exmor R CMOSセンサー(1890万画素)×1有効画素:動画 829万画素有効画素:静止画 1030万画素光学系光学 10倍ズーム(フィルター径 52mm)光学式手ぶれ補正(空間光学方式, アクティブモード搭載)モニター 3.0型(約92万ドット)EVF 0.24型(約156万ドット)映像記録XAVC S規格:MPEG-4 AVC/H.264、AVCHD規格 Ver.2.0準拠(最大 3840×2160 / 30p)内蔵メモリ 64GBSD/SDHC/SDXCメモリーカード,メモリースティックPRO-HGデュオ,メモリースティックXC-HGデュオ(64GBまで)音声記録Dolby Digital 5.1ch(ズームマイク連動)内蔵ズームマイク×1モノラルスピーカー×1静止画記録JPEG(DCF/Exif2.2準拠)最大解像度 6048×3400インターフェースHDMI端子出力×1映像/音声出力(マルチ/マイクロUSB端子に統合)×1ヘッドホン出力(ステレオミニジャック/ステレオミニプラグ対応)×1外部マイク入力(ステレオミニジャック)×1USB 2.0×1WiFi×1プロジェクター機能明るさ 最大50ルーメン解像度 854×480画面サイズ 10~200型投影距離 約0.5メートル以上本体サイズ(幅)75×(奥行)155×(高さ)78.5×(直径)×(全長)ミリ本体重量約680グラム連続撮影時間約2時間25分ラインナップFDR-AXP35 (2色)プロジェクター機能搭載FDR-AX30 (1色)