【もうコード付き掃除機は作らない】コードレススティッククリーナー「Dyson Cyclone V10コードレスクリーナー」
コードレススティッククリーナー「Dyson Cyclone V10コードレスクリーナー」 サイクロン機構とクリアビンを直線的に配置した新デザインに加え、最長60分のバッテリー駆動時間を実現したことが特徴製造/販売ダイソン製品情報コードレススティッククリーナー「Dyson Cyclone V10コードレスクリーナー」価格比較ここをクリック 創業者のジェームズ・ダイソン氏は「もうコード付きの掃除機を開発する必要はなくなった」と強調する。新開発のブラシレスモーター「V10」は、8 極設計により従来の「V8」に比べて体積で 20%減、重量は 50%減としながら毎分 12 万 5000 回転を誇る「ダイソン史上、最もパワフルなデジタルモーター」。来日したダイソン氏は、「掃除機が最高のパフォーマンスを発揮するには効率的なモーターが不可欠。V10 の実現により掃除機の形状が刷新され、ダイソンのコードレスクリーナーで最高の性能を生み出すことができた」と話す。モーターの回転を気流に変える羽根は斜線型となり、羽根同士を部分的に重ね合わせて表面積をかせいだ。シャフトは鉄の 3 倍の強度を持つというセラミックとなり、モーターケースは人工衛星などに使用される熱硬化性フェノール樹脂成形材を採用するなど、超高速回転に耐える強度と高い弾性を持つ素材を選択している。小型モーターの採用で直線的な配置が可能になったサイクロン機構は 14 個のコーンを本体周りに同心円状に配置し、従来よりもスムーズに「空気が連続的に流れる」という。各コーン内では最高時速193 キロで空気が回転し、7 万 9000G の遠心力で空気とゴミを分離する仕組みだ。リチウムイオンバッテリーは、正極材料を NCA(ニッケル、コバルト、アルミニウム)組成とすることで、エネルギー密度を高めたもの。2016 年の「V8 シリーズ」で初めて採用し、バッテリー駆動時間をそれまでの倍にあたる 40 分に延ばしたが、今回はさらに改善を加えた上、1 セル増やして(計7 セル)最長60 分という「家中を掃除できる」駆動時間を実現した。