【豊富な機能で音がいい】プレーヤー「M11 Pro」
プレーヤー「M11 Pro」 3系統のヘッドフォン出力を採用製造/販売FiiO製品情報プレーヤー「M11 Pro」価格比較ここをクリック サイズ感は一般的なスマホサイズで、ディスプレイも 5.15 型(1,440×720 ドット)と大きめだ。音楽プレーヤーとしてだけでなく、YouTube などの動画も楽しむならばより大きな画面というのは便利だ。SoC にはサムスンの「Exynos7872」を搭載し、デジタルオーディオプレーヤーとしては最高クラスの高速動作を実現している。そして、DAC チップは旭化成エレクトロニクス製の「AK4497EQ」を左右独立構成で 2 基搭載。DSD11.2MHz のネイティブ再生に対応するほか、PCM は最大 384kHz/32bit まで対応する。最大の特徴が、3.5mm シングルエンドと、4.4mm バランス、2.5mm バランスの 3 系統のヘッドフォン出力を採用すること。ヘッドフォン用のバランス出力はこのほかにもいくつかあるが、ポータブルオーディオ用と考えれば、この 3種類があればほぼ万全と言えるだろう。バランス出力に対応したヘッドフォンやイヤフォンに幅広く対応できるのは大きな魅力だ。操作ボタンは左側面にあり、ボリューム調整はダイヤル式。ボリュームについては、専用のアナログボリュームを採用。さらに ADC ボリュームコントロール機能を加えることで、細かな音量調整やギャングエラーの発生を抑えている。内蔵ストレージは 64GB で、microSD カードスロットを 1 基搭載だ。Android 7.0 ベースのカスタム仕様だ。大きな違いとして、OS が標準で搭載するサンプリングレートコンバーターを回避する仕組みが加わっている。さらに、音楽再生専用として動作する「Pure Music モード」への切り替えも可能。より音楽再生を重視した設計だ。その代わりに、M11 Pro は Google Play が利用できない。各種の Android アプリの追加は、「Applications」というアプリが用意されていて、音楽用アプリならば、Spotify や Deezer、Amazon Music と多彩な音楽サービスのアプリが利用可能だ。音楽プレーヤーとしてはまったく問題ないだろう。こうした独自の機能には、8 つのプリセットを備えた 10 バンドのイコライザー機能、すべての信号を DSD 2.8MHz に変換して再生する「DSD 変換モード」などを備える。音楽プレーヤーとして十分な機能を持っている。こうしたオーディオ設定は、Android OS の「設定」アプリ、あるいは音楽再生アプリの「設定」から選択できるようになっている。「Pure Music モード」への切り替えのみ、ディスプレイの上部から下に向けてスライド操作すると現れるメニューから切り替える。こうした操作自体は Android端末と同じなので、特に操作に困ることはない。参考サイトこれ 1 台でいいかも、豊富な機能で音のいいプレーヤー FiiO「M11 Pro」はオススメできる:ASCII