【圧倒的な解像感】デジタル一眼レフ「OM SYSTEM OM-1」
デジタル一眼レフ「OM SYSTEM OM-1」 撮影者の負担を軽減する小型軽量ボディーに、世界最高7.5段の手ぶれ補正と、新しい画像処理エンジンTruePic IXを搭載し、一眼トップクラスの高画質を実現製造/販売OMデジタルソリューションズ製品情報デジタル一眼レフ「OM SYSTEM OM-1」価格比較ここをクリック オリンパスから分社化したOMデジタルソリューションズが、マイクロフォーサーズのフラグシップモデルとして、オリンパス時代の2020年に発売された「OM-D E-M1 Mark III」の後継モデルとして開発した。製品名の“OM-1は”、1972年に登場した銀塩一眼レフカメラ「OLYMPUS OM-1」に由来。銀塩時代からのオールドファンには懐かしい響きだろう。それまでの一眼レフの常識(大きい、重い、シャッターの作動音、ショックが大きい)を塗り替えた歴史的なカメラのように、OM SYSTEM OM-1が“デジタルカメラの常識を塗り替える一台となる”という決意を込めた名前だとしている。有効約2,037万画素の裏面照射積層型のLive MOSセンサーを採用。受光面積が増えたことで、ダイナミックレンジの拡大と高感度性能の向上を実現したという。画像処理エンジンは、従来比3倍の高速演算処理と新画像処理アルゴリズムを持つ「TruePic X」(エックス)。従来機種では、E-M1XがTruePic VIII×2、E-M1 Mark IIIがTruePic IXをそれぞれ搭載していた。これらの組み合わせにより、従来モデルと比べ常用最高感度はISO 6400からISO 25600に、最大設定感度はISO 25600からISO 102400にそれぞれ向上。手ブレ補正は、レンズと協調する5軸シンクロ手ぶれ補正での最大補正能力が8段分だという(M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm F4.5 TC1.25x IS PRO使用時)。動画記録は4K60Pに対応(従来は4K30P)。連続撮影時間の制限もなくした。新たな動画ピクチャーモードとして「HLG」を搭載している。これまでのオリンパスカメラにも搭載されていた「手持ちハイレゾショット」「ライブND」といった撮影モードを、メニュー画面の「コンピュテーショナル撮影」に集約した。新エンジンの処理速度向上に伴い、手持ちハイレゾショットの処理時間は12秒から5秒に短縮。ライブNDの効果もND32相当からND64相当に拡大した。深度合成の処理も高速になったという。また、比較明合成の「ライブコンポジット」は感度上限をISO 1600からISO 6400に向上。手ブレ補正に対応したことで手持ち撮影も可能とした。AFシステムは、1,053点オールクロス像面位相差クアッドピクセルAF。クアッドピクセルAFは、イメージセンサーのフォトダイオードを4分割する構成により、縦横の両方で位相差情報を取得できるのが特徴。全画素・全撮影領域で、さまざまなパターンの被写体の測距が可能になったとしている。インテリジェント被写体認識AFは「AI被写体認識AF」と名前を改めている。車/バイク、飛行機、鉄道、鳥に加え、新たに犬と猫の認識に対応した。従来はAF/AE追従で最高18コマ/秒の連写を可能としていたが、OM-1ではブラックアウトフリーで同50コマ/秒に対応。AF/AE固定では120コマ/秒の連写が可能となった。メカシャッター撮影時(ブラックアウトあり)の連写速度は最大10コマ/秒。シャッターボタンの全押しから遡って撮影できる「プロキャプチャー」は、連写速度が60コマ/秒から120コマ/秒に向上。記録コマ数も35コマから最大70コマに拡大した。EVFは576万ドットOLED(従来は236万ドット液晶)。表示遅れ0.005秒、120fpsとなった。ファインダー倍率は0.83倍。背面モニターは104万ドットから162万ドットに高解像度化している。メニュー構成を一新。縦に並んでいたカテゴリを横に並べ、大きなカテゴリごとに色分けを行った。初めて使うユーザーにもわかりやすい構成だとしている。ダブルSDカードスロットを搭載。両スロットともにUHS-II対応となった。バッテリーは容量2,280mAhの「BLX-1」。撮影可能枚数は520枚(低消費電力撮影モードで約1,100枚)。カメラ本体のUSB Type-C端子を使い、モバイルバッテリーなどからの給電・充電も可能としている。参考サイト「OM-1」実機レビュー = OM SYSTEMのフラッグシップカメラは完成度MAXだ:ASCII倶楽部OM SYSTEM OM-1 実写レビュー:フジヤカメラ【主な仕様】撮像素子4/3 型 Live MOSセンサー×1有効画素数 2037万(SSWF:超音波防塵フィルター)光学系レンズマウント マイクロフォーサーズマウントシャッター速度 1/8000~60秒, バルブ、ライブタイム、ライブコンポジット手ぶれ補正 あり(撮像センサーシフト式 5軸手ぶれ補正,シンクロ手ぶれ補正時 補正段数:8.0)モニター 3.0型(2軸可動式,静電容量方式タッチパネル,約162万ドット)OLEDビューファインダー(約576万ドット,約1.48倍~約1.65倍)露出制御測光方式 324分割デジタルESP測光、中央部重点平均測光、スポット測光、スポット測光ハイライト / シャドウ測光範囲 EV -2~20(F2.8、ISO100相当)ISO感度 200~102,400露出補正範囲 ±5 EV(1/3, 1/2, 1 EV ステップ選択可)画像編集ホワイトバランス オート、プリセット(7種)、ワンタッチWB(登録可能数:4)、CWB(色温度指定)ピクチャーモード i-Finish 、Vivid 、Natural 、Flat 、Portrait 、モノトーン 、カスタム 、eポートレート 、水中 、カラークリエーター、アートフィルターアートフィルター ポップアート、ファンタジックフォーカス、デイドリーム、ライトトーン、ラフモノクローム、トイフォト、ジオラマ、クロスプロセス、ジェントルセピア、ドラマチックトーン、リーニュクレール、ウォーターカラー、ヴィンテージ、パートカラー(18色)、ブリーチバイパス、ネオノスタルジーブラケット撮影HDR撮影(3コマ、5コマ、7コマ)デジタルシフト撮影フィッシュアイ補正撮影ライブNDハイレゾショットライブバルブ/ライブタイム撮影ライブコンポジット撮影インターバル撮影多重露出 2コママルチアスペクトワンプッシュデジタルテレコン 2倍編集機能 RAW編集、階調オート、モノクロ作成、セピア作成、赤目補正、鮮やかさ調整、リサイズ(1280x960, 640x480, 320x240)、トリミング、アスペクト、画像合成、アフレコ動画編集(トリミング(前切・後切)/静止画切り出し(4K動画のみ可))静止画記録最大解像度 5,184×3,888 ピクセル記録方式 JPEG, RAW(12bit), JPEG + RAW(DCF2.0、Exif2.31)連写 最大約 120コマ/秒動画記録最大 4,096×2160, 60p(記録方式 MPEG-4AVC/H.264)音声 ステレオ(記録方式 WAVE, リニアPCM/24bit, サンプリング周波数 96kHz)記録メディアSD/SDHC/SDXCカード(UHS-II対応、Eye-Fiカード対応)×2インターフェースUSB 3.0×1リモコン端子(φ2.5ミニジャック)×1HDMI端子×1フラッシュ端子×1外部マイク入力端子(φ3.5 ステレオミニジャック,プラグインパワー対応)×1ヘッドホン端子(φ3.5 ステレオミニジャック)×1無線LAN IEEE 802.11b/g/n/ac×1Bluetooth 4.2×1本体サイズ(幅)134.8×(奥行)72.7×(高さ)91.6×(直径)×(全長)ミリ本体重量約 599グラム電源リチウムイオンバッテリーパック×1ラインナップボディ12-100mm F4.0 PROキットパワーバッテリーホルダー HLD-10ワイヤレスリモコン RM-WR1リチウムイオン充電池 充電器セット SBCX-1