先週の金曜日、仕事に出かける前に10キロ梅を漬けたら、帰りに自転車事故に遭ったのだった。肩鎖関節亜脱臼、段階1なので、軽い方だが、その部分だけまだ痛い。一週間経ったので、咳をしたりくしゃみをしたりすると痛んだ胸筋も痛まなくなっているし、腕も肘以外は治っている。肩鎖関節さえ収まってくれたら、終わりと思うのだが、そこが未だに浮いたまま。そのせいで、肩を動かすと肩鎖関節が痛む。だから重い物を持つのは勿論、そこに負荷のかかる全ての動きが痛い。だから梅干しもある程度気にはしていたのだが、去年みたい毎日全体が漬かるように振ってやるとかいうことはせず、放置に近かったので、木曜日にふと見たら上にうっすら白カビが生えている。
梅干しにカビが生えると人が死ぬとか言うが、うちは既に人死には出た。だから今年はカビが出たかともちらっと思ったが、原因は手抜きとはっきりしている。肩が痛いので面倒を見られなかったから。
ここであっさり諦めて捨てるというのも考えた。何しろ漬ける前に今年は大丈夫かなと思ったくらいなので。でもいくら何でもあまりに勿体ないので、水洗いして、漉した白梅酢で洗って甕に入れ直し、様子を見ることにした。カビが皮に食い込んでいる梅は捨てた。梅酢はキッチンペーパー2枚で漉して、2キロ毎に替えた。そうしたら、甕になんとか10キロ入ったし、梅酢も梅が全部漬かるだけあった。
そのまま様子を見ていたが、梅酢もきれいで大丈夫そう。今日は梅雨も明けてしまったので、紫蘇を買ってきて、色づけをした。塩もみはまさどんにやってもらった。干すのは梅雨明けの今頃が天気が安定していて一番良いのだが、今年はいかんせん梅雨明けが早すぎた。このままいつもの梅雨明けの祇園さんの巡行までおいといて、その後干そうかなと思っている。
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