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テーマ:弓道(335)
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ブログを放っている内に、うちの館長先生がお亡くなりになってしまった。今日は館長先生の追悼射会。引くのは先生方ばかりで、うちの道場でも4段以上の人ばかり参加表明していたので、見学させてもらう積もりでいた。そうしたら、昨日会長先生から電話がかかってきで、「引いて下さい」と言われ、「はい、引きます」という事になった。もう、何年も武道センターで引いてないので、どうなることやら、冷や汗ものだった。
矢渡し、巻き藁射礼、一つ的射礼、日置流印西派の射礼もあった。その見学は当然のことながら正座だったので、死にそうだった。今日は雨で寒かったので、2,3年前に痛めた左の踝が正座すると痛む。き座にしたり、崩したりして、だましだまし見学。 1時間は辛かった。 その後、参加者が一手ずつ礼射。幸い、胴着参加者ばかり4人最後に集めてくれたので、前の先生方のやり方を見つつ、その辺の先生方や上段者を捕まえては、動作を教えてもらう。2番目だし、何とかなるだろうというところまでイメージトレーニングをして本番。 筈がなかなか弦に入らず焦ったが、何とか間に合った。それで、ほぼ何も考えずに引いた甲矢は、なんと中った。びっくりしたまま、弓倒しして座って、ふと気がつくとまだ首が的正面を向いたまま。慌てて戻す。乙矢はちょっと欲を出して引いたので、中らず。でも首はちゃんと戻した。退場は館長先生の遺影に揖をして退場。 終わると直ぐに、筈が入らなくても、あんな顔しちゃダメと言われたし、顔が横を向いたままだった事は、その後10人以上から言われた。本人も「なにしてるんだ、わたし」と思った位だから、そりゃ言われるわな。あんなことやったの初めて。勉強になったし、やっぱりこういう場にもたまには出ないといけないのねと思った半日だった。 新館長が追悼のあいさつをされたが、心のこもった、ちょっくだけていかにも先生らしいあいさつで、良い師弟だったのだなとよく分かる挨拶だった。「ほんとうに悔しい」とおっしゃっていたのが、心に残っている。早すぎたもんね、亡くなるの。あと10年はお元気でご活躍されるものとわたしも信じていた。 また、朝練にも行かないとなあ。最近すっかり夜組なのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年04月22日 22時47分12秒
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