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カテゴリ:発達障害
花風社の新刊です。
って、もう遅いけど。5月発売。 私が息子のことからずっと考えているのは、 二次障害にならないようにすることが一番で、 できることを伸ばして、苦手をカバーするすべを身につけさせることでした。 現在は、社会的にも、学力的にもなんとかついていけているけど、 細かいことや、それができないことによるマイナス思考が 二次障害といえば二次障害。 一番彼にとってきついのが、リコーダーと水泳。 リコーダーは、小学校で強要され、音楽室恐怖症までになってしまった。 今は、歌は歌うし、音符とかの名前も覚えてるし、観賞もできるけど、 リコーダーは拒否。 水泳は、保育園のときからプールは嫌いだったけど、 今年はついに、「塩素がキモイ」「プールに人が多すぎ」というように。 水も、人ごみも両方だめなのです。 できないことの成績を下げてもいいし、できるところまでがんばれ、 というのはいいけど、 じゃあ、リコーダーが少しでもできるように、特別の時間をとってくれたのか? 1対1で、水泳の能力を見てくれたのか? それは、中学の先生には求めてはいけない?? 小学校でも先生によって違うけどね。 家でがんばらせるといったって、 5教科は何とかなっても、 アルトリコーダーなんか、教えられないし。 実際、私もものすごく苦労して、苦手。 夏休みに、受験勉強とも言える「5教科のまとめ」なテキストが宿題になり、 それもいっぱいいっぱいなのに、 ノート40ページとか、リコーダーができるようにとかも宿題。 プチ書字障害なので、書くこと自体がつらい。 字が汚いので、注意され、余計にいやになる。 全体には同じ宿題でいいけど、「君はこれこれをこのようにやるといいよ」 っていうアドバイスや量の加減があればどんなに楽か。 学校って言うのは、勉強を教えてくれるところじゃないのでしょうか。 孝行ならともかく、義務教育なんだから、もう少し、やり方を教えてくれてもいいのになあ。 というより、知らないのかも。 などと、グチグチ考えていて、 久々に見た花風社HPと浅見社長のブログで、タイトルの本を見つけました。 ああ!! 私が思ってきたことが書いてある~~ 理想だったことが書いてある~~~ 私の希望も、やってきたことも間違いじゃなかった・・・ 小学校の先生みんなに読ませたい! 中学の先生にも!!! というわけで、本の紹介でした。 発達障害は治りますか? 「治らないという考えは治りませんか?」 この本は、とにかく治療やカウンセリングの効果を挙げているお医者さんと、作業療法士さんと 浅見社長と、藤家寛子さんと、先生と社長をつないだ臨床心理士さんの対談で とっても読みやすく、目からうろこがいっぱい落ちます。 そして、今まで真剣に取り組んで、行き詰ってしまった人への答えがいっぱい。 浅見淳子社長のブログ 「定型発達者もつらい…かな?」 こちらも、なかなか深いです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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