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テーマ:教師のつぶやき(795)
カテゴリ:楽して勉強
はさみで切りまくりました。 色画用紙。 長さ別に4種類。 幅、およそ2mm~3mmを1m分くらい?? 何ではさみかというと、長さは6cmとか、10cmだったから。 算数の、三角形の勉強で使うために、 4種類の長さを色別にして、1人各色5本くらい使えるように、2クラス70人分。 教科書では、カラーストローで、とかいてあるけど、 用意し忘れてたので 3年生で、二等辺三角形と正三角形を学習するこの単元は、 去年までは4年生でやっていた。 ゆとり廃止の学習指導要領のため、上学年の学習内容が、 特に、算数と理科は下学年にたくさん移行してます。 学校5日制は変わらないのに、学習内容だけ増えて、 子どもも先生もぎゅうぎゅうです。 だからこそ、図形のような学習は「もの」を使って、 手を使って勉強するほうがずっと効果的。 というわけで、急遽、色画用紙を切ることに。 これが、楽しくて。 あんまり考えなくてもいいし。 切りながら授業の流れを考えられるし。 何より、私はやっぱり、楽しい授業のために、教材の準備をするのが好きだなあと思った。 その成果か(???)、2クラスで、 「じゃあ、TT交代してもらっていい?」 と、天の声(???)が!! 人のクラスで、気も使うけど、 やっぱり、あんなにがんばって復帰したのは、 授業するためだし、担任するためなので、「授業がストレス解消」 そして、その細い色画用紙の棒?を使って、子どもたちはいろいろな三角形を作った。 3本とも同じ色の三角形は、すべて、辺の長さが同じ、正三角形。 2本が同じ色は、「2つの辺の長さが等しい」ので、二等辺三角形。 ほかは、とりあえず「ふつうの三角形」。 わたしは、色の違いは視覚的に分かりやすいと思っているので、 漢字の学習でもよく、色分けします。 塗り絵もします。 これから、「コンパスで三角形を描く」という、ハイレベルなところにいくけど、 まずは見分けられるのが大事。 てことで、 ちょっと体はぼろぼろなのですが とりあえず、毎日行けば授業ができるので、がんばろうと思います。 ところで。 これまで、低学年をやっていても、どうしても分からなかったことがあった。 それは、3年生でやるようなたくさんの数になっても、 指を使ってたしざんやひきざんをやる子。 しかも、指を使えば正解する。 だって、指は10本しかない。 足の指は使ってない。 10までのたしざんひきざんならともかく??? と、すごい疑問だったのですが、 このたび謎が解けました。 これは、TTで、個別に見ていたおかげだなあ。 なんと、彼らは、指だけでなく、指の間も数えているのでした!! 確かにそれなら、18まで使えるわ~~~(親指と親指の間は手が違うので数えない) さらに、高度な技に、片手で覚えておく数を指であらわして、忘れないようにしている。 のですが、まるで手話のようで、それがどんな法則なのか、 まだそこまでは分かりません。 彼らが、指を使うと、ものすごく早く指が動きます。 ある意味、特殊技能かも。。。。。 20までのたしざんひきざんは覚えてほしいけど、 それができない子が開発した技なんだなあと、感心しました。 でも、さすがに3年生なので、 15までの計算なら、「頭で考えればできるよ」というと、わりとできます。 しかし、彼の頭の中に、「15-6=9」という式が浮かぶのか、 指の動きが映像として浮かぶのかは、定かではない。。。。 別に、数があってればいいや、と思いますが。 な~~~んて、大発見のように書いてますが、 「そんなの当然よ」と思われた先生や保護者の方もいると思います。 もしかしたら、子どもの頃、やっていた方、ぜひ、指南してください。。。 所詮、先生は暗記力で生き延びてきた人種だなあ、と、 この件でしみじみ思ったのでした。 もっと、子どものことを勉強しないとね!! とかいってるうちに、出勤時間になってしまいました。 いってまいります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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