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カテゴリ:ヨハン・シュトラウス
ザルツブルグの青空市場は、いつも新鮮な食材でいっぱいです。
手作りのハムやベーコン、自家製バターにチーズ。 石窯で焼いた農家の黒パン。産みたての卵 等々 見たことのない食材もたくさんありました。 市場の魅力に取りつかれた私は、毎週木曜日と土曜日を 買い出しの日と決めて、それは楽しみに出かけたものです。 特に新鮮な野菜が今でも忘れられません。 留学して間もないころのことです。 私は、ある日市場で素敵な花束に目を奪われました。 その花束にはStraussと書いてある値札がついていました。 Strauss(シュトラウス)って何の意味だろう? 疑問に思って辞書を開いた私は、これが花束を意味することを知りました。 Straussって花束のことなんだ! つまり、ヨハン・シュトラウスって花束さんなんだ! 次の瞬間、私の耳には「美しき青きドナウ」の旋律が流れ、 瞼には花で飾られたウィーンフィルハーモニーの ニューイヤーコンサートの舞台が浮かびました。 こうして ヨハン・シュトラウス=花の似合う作曲家 というイメージがしっかりと私に刻まれたのでした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年02月22日 08時59分33秒
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