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カテゴリ:プラハ
チェコ料理のレストランに行って メインディッシュを頼むと、 付け合わせはどうしますか? と聞かれます。 付け合わせには、私たちのお米とは違う粘り気のないライスや温野菜、蒸しパンのような もの・・・いろいろあって選べますが、大体チェコ人は、ジャガイモを頼んでいます。 ゆでたジャガイモ、焼いたジャガイモ、フライドポテト、マッシュポテト、 マッシュポテトのフライ・・・ジャガイモのバリエーションが豊富です。 :::::::::::::::::::: こんな様子からも分かるように、ジャガイモは、チェコ人にとって大事な主食の1つ。 キャベツやニンジンなども含め、政府が価格を調整していると聞いたことがあります。 民主化後の高度経済成長が目覚ましいチェコ。物価高は深刻な問題の1つになっており、 基本の野菜などには、こうした価格規制という手段がとられているのだとか。 言論は自由になったが、生活は不自由になった。昔は、電気 ガス 水道 みんなタダ。 国が全部面倒をみてくれた。今の若いモンは・・・というお年寄りもいらっしゃいまて・・・ ::::::::::::::::::::: 話は変わり 写真は、チェコのポテトチップスです。チェコの児童文学作家で画家の ヨゼフ・ラダが描いた焼きイモの風景が、パッケージに印刷されています。 焼きイモ といってもサツマイモではなくジャガイモです。 チェコでは秋に たき火でジャガイモを焼き、それから凧あげをするそうです。 チェコで知らない子供はいないと言われる作家 ヨゼフ・ラダは、こうした昔のチェコの風景や風物詩を こんなほんわかとしったタッチで数多く描いた人です。 :::::::::::::::::::::: 今も昔もチェコ人にとって ジャガイモは、身近な存在なのですね。ポテトチップスが無性に食べたくなって買ってきたことから、ジャガイモのお話しをしようと思いました。 さて、来週は冬時間から夏時間(サマータイム)に切り替わるヨーロッパ。 それなのに、この頃プラハは、よく雪がふります。 秋の焼きイモの絵を見ながら、夏時間になるんだなあと・・・なのに降る雪・・・ そして高度経済成長のこと・・・思い巡らすことが多い1日でした。 PS, ヨゼフ・ラダ(Josef Lada)の作品は、世界中で翻訳され読まれています。 ラダの絵が沢山のっているカレンダーは、温かい気持ちになれる私の愛用品。 チェコを訪れた際は、お土産にいかかでしょうか? 書店、文房具店、大型スーパーなどには、大抵置いてありますので、 ご興味をお持ちの方は探してみて下さいね。 ポテトチップスもよかったらどうそ! このチップスのパッケージの上の方には、「伝統・チェコのポテトチップス」 と書いてあります。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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