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カテゴリ:刺繍 ソーイング
ダンスを踊る2人の様子・・・ 幸せそうですね。 彼女はひらりと回転中・・・でも彼はちょっと窮屈そう・・・ このダンス、お互い視線を合わせながらの共同作業? でしょうか。 :::::::::::::: 子供の頃の私は回るものが大好きでした。 まず初めがレコード。 回転するレコードはとても不思議で、いつまで見ていても 飽きることがありませんでした。 :::::::::::::: そしてスピーカーから聞こえる音に合わせて自然に体が動き、 踊るようになったのですが・・・ それは同じところをレコードのように、高速でぐるぐる回る、 というものでした。 (今はできません!) :::::::::::::: そうした経緯からか、私は踊りの曲が弾きたい性分でして、 メヌエット、ワルツ、マズルカ、ポロネーズ・・・ リサイタルのプログラムには、必ず踊りの曲を入れる! これが鉄則になっています。 :::::::::::::: さて、「人は生まれながらに歌ったり踊ったりしたい生き物なのだ」 ということをたどると、それは原始時代にまでさかのぼるそうです。 言葉もなかった原始時代・・・そこでの意思伝達は、身振り手振り、ジェスチャー、 そして感情を表す声・・・これが歌と踊りの起源の1つだそうで・・・ ::::::::::::: 文明が生まれ、言葉や文字が発明されると、音楽や舞踊もまた地域や民族によって 独自の発展を遂げました。そして全てはより洗練され様式化されたと言えるでしょう。 しかしその根源はやはり、気持ちを表現したい、人に何かを伝えたい そして人と何かを分かち合いたい・・・そうした本能的欲求なのではないでしょうか。 ::::::::::::: 人という生き物の(原始的かつ)根源的な欲求から生まれた歌や踊り・・・ それは、全人類が同時に楽しむことができる素晴らしいコミュニケーションと言えます。 違う言葉を話していても、異なる文化圏に暮らしていても・・・ 私たちは人間であるという存在と、その根源的な欲求で結ばれているんですね。 ::::::::::::: 話は戻り・・・ レコードを聴きながらぐるぐる回る少年は、 何を表現していたのでしょうね? 多分、「無心に嬉しい」・・・その気持ちを体現していたのだと思います。 音楽の好きな子供だったんだなあ・・・と 痛感します。 PS, おしゃべりな民族は、ボディーラングエッジも巧みだと思います。 そして表情もまた豊かです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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