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カテゴリ:刺繍 ソーイング
ヨーロッパの刺繍・・・いろいろなものがありますが、 白生地に白糸だけで刺す白糸刺繍は、清楚なイメージですよね。 ヨーロッパ人は白にご執心・・・その様子は、ヨーロッパ各地で生まれた 白糸刺繍の様々な技法に窺うことができるでしょう。 :::::::::::::::: そしてもう1つ、ヨーロッパ人が思い入れを持つもの・・・ それは、自分のイニシャルの文字です。 ヨーロッパの文字 というとアルファベットですよね。 図案化された字体や重ね文字・・・家族の紋章やロゴマーク・・・ :::::::::::::::: こうしたもの、つまり、白糸刺繍 と 文字 この2つの組み合わせ。 例えば、まっ白いシーツやベットリネン類に白糸でアルファベットが刺してあるもの・・・ 歴史的、伝統的な文化から考えると、これは、 「ヨーロッパ的である」 ・・・そう言うことができるかも知れません。 :::::::::::::::: さて、白糸刺繍を見ていると、ハ長調 ドから始まる音階や和音のこと、そしてその響きについて考えることがあります。 特に子供だと顕著に見られることなのですが、 ドの音を何回も繰り返し聴くと、白い色が頭に浮かぶ という現象があります。 :::::::::::::::: 実際私もそうでした。 白く・・・そして澄みきった まっさらなイメージ・・・ これは今も変わることがありません。 ハ長調の音階と和音は、ピアノの 「白鍵」 だけで構成される。 このこともより白をイメージさせるのかも知れませんね。 :::::::::::::::: こころを真っ白にしておくこと・・・ これは常々大事なことだと思っています。 曇りがあったり色眼鏡で物事を見ると、大切なことに気がつかなかったり、 誤解してしまったりするものですから・・・ :::::::::::::::: 人生や人間関係、ピアノの奏法や解釈・・・ より素晴らしいものに近づく時というのは、曇りが出たりもしますが・・・ そんな時、白糸刺繍の清楚な世界を見つめると・・・ これはいつも私に白さの価値、その大切さを思い出させてくれます。 :::::::::::::::: 本調子ではない時、オーバーヒート気味の時・・・しばらく眺めていると ・・・ こころがリセットされ、難しく考えていた自分が遠のいていくのがわかります。 PS, 写真は自作のポーチです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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