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カテゴリ:プラハ
南ボヘミア・チェスケー・ブデェヨヴィツェと オーストリア・リンツ間につくられた 「馬牽き鉄道」 それがヨーロッパで初めての鉄道なのだそうです。 開通は1832年とのこと。 その後、蒸気機関車が発明され、 長距離の移動がさらに楽になっていったのですが・・・ 旅行・・・ それも 「観光旅行」 というものが手軽で身近なものになった! この背景には、鉄道の開通があり・・・ 現代の旅行ブームは、そこから始まったと言えそうです。 ::::::::::::::::::::::::: チェコの鉄道・・・ 有名なドヴォルジャークの 「ユモレスク」 は、 「電車」 という新しい乗り物に乗って揺られている情景を描いたものなのだとか・・・ コトコト揺られながらのんびりと・・・ そんな優雅な時代の旅・・・ ちょっと昔に戻って経験してみたいものです。 ::::::::::::::::::::::::: さて・・・ 先日、プラハ本駅に切符を買いに行きました。 窓口に並ぶと、私の前後左右は、韓国人のお嬢様4人組み それからスペイン系のグループ このように駅では、いつもいろいろな国の人を見かけます。 それは国際色という意味でとても興味深いのですが・・・ 切符を売っている職員の方たちは、大変なのでは? そんなことを思いました。 言葉や・・・ それにメンタリティーは、随分と国によって違いますから・・・ ::::::::::::::::::::::::: それで、私のチケット購入なのですが、 これは、とても複雑な乗り継ぎだった為・・・ 時刻表を見てもらいながらにしようということになりました。 旅のプランは、わかりやすく伝えたいですものね。 そんな様子の私はどう見えたのでしょう? いずれにしても、窓口のおじさんはとても親切で! しかも1番お得な料金になるよう考えてくれて・・・ 安心してお任せにさせてもらえました。 ゆっくりとおおらかに説明してくれる その口調と雰囲気 とても安心感を覚えて・・・ すっかりのどかな気分になってしまい・・・ きっとこの窓口のおじさんは、いろんな国のいろんな人に こころから対応できる人なんだろうな・・・ そう思うと、なにか貴重な体験をしているようにも 感じられました。 ::::::::::::::::::::::::: それだけでも十分素敵な出来事だったのですが、 お金の清算をしてチケットを受け取ると・・・ おじさんは、 あなたのコンサートに行ったことがあるんです。 と言ったので! えっ いつのですか? などと聞き返してしまい・・・ 本当はもうちょっと お話ししたかったのですが・・・ でも後に待っている方もいらっしゃいますから・・・ 長話はできませんよね。 ::::::::::::::::::::::::: この日の駅での出来事を振り返ってみて 思うことあれこれ・・・ 普通駅の窓口というのは、 どこか忙しない感じになってしまいがちですよね。 でもそこで素敵な方が、 素敵にお仕事をされていること。 旅の始まりを安心で豊かなものへと導いてくれる人に出会えて・・・ これはとてもありがたかったなと。 そして親切を絵に描いたような・・・ そんなおじさんが、私の演奏をよく覚えていてくれたこと。 そのことを伝えてくれたこと。 伝えるっていいな・・・ 素敵な・・・ 本当に素敵な出来事でした。 PS, 写真は使われなくなったプラハ本駅の窓口です。 1915という数字が見えると思います。 2泊3日の旅に出かけていたため ブログをお休みしておりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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