ピアノが教えてくれたこと

本日無事プラハに戻ってきました。
ここに戻って来るとやはり不思議な気分です。

長旅のこと、時差、距離・・・
時間や空間は、一体どうなっているのでしょう。

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さて、飛行機の中では、今回の日本でのコンサートや仕事のこと、
仲よくしてもらっている方やお世話になっている方のこと。

そして、新しく出会った方や様々な経験体験・・・
いろいろなことが頭に浮かびました。

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また、プラハの家で待っていてくれる私物のこともよぎりました。
キッチンの壁に飾ってあるお皿・・・

これはワインを作るために葡萄をプレスしているところで、
帰って来るとやはりしばらく見つめてしまいました。

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でも、トランクも開けなければですし、
留守中の手紙や書類にも目を通さなければ・・・

などと思って封筒を整理していると、事務的な要件の手紙に交じって
民族舞踊フェスティバルの招待状がありました。

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招待状は、８０歳を超えて今も現役であるＫさんからのもので、
日付は２ヶ月ほど前・・・

伺えなくて残念だったなあと思いつつ
嬉しさも込み上げてきて・・・

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Ｋさんは、風格と味わい、気品に満ちた方でありながら万年青年でいらして、
丁度このお皿の青年みたいな茶目っけもあり・・・と

Ｋさんのことを思い巡らしていたら、疲れている筈の私が元気に感じられ・・・
これもまた不思議なことです。



ＰＳ　以前にもこの写真を載せました。こちらです。