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カテゴリ:プラハ
ヨーロッパの街角を渡る鐘の音・・・ みなさまにはどのように響きますか? 観光名所などには、名物になっている鐘もありますね。 お人形が出てきたりと楽しい仕掛けもあったりして・・・ 今日は、元気はつらつとしたおばあちゃまお2人に誘われて 教会の鐘を鳴らしに行きました。 その教会は、うちのそばからも見える場所にあります。 徒歩だと30分くらいでしょうか。 さて、教会に到着すると、管理人であり鐘のエキスパートの方が出迎えてくれました。 管理人さんというよりは 昔の紳士 という感じの方・・・ 案内されるままに鐘楼の狭くて急な階段を上ると 鐘の真下の踊り場に辿りつきます。 鐘を見上げる ここから紐を牽いて鐘を鳴らすのですが、 少しコツがいりました。 音が鳴った瞬間に紐を素早く下に牽くこと、 そして紐はなるべく下の方を持つこと などです。 この日は12時から20分間、大小2つの鐘を鳴らし続けることになっていて 作業は何人かで交替しながら・・・ 最後の鐘の音が空気に溶け込み聞こえなくなると、 拍手が起こりました。 後で聞いて分かったことですが、私が鳴らした鐘は、 475キロの重さがあったのです。 左右にリズミカルに揺れている鐘がそんなに重かったなんて! びっくりでした。 もちろん鳴らすのには、それなりの力が要ります。 でも、鳴らすのが 重労働 という訳ではなく・・・ しかしながら、5分位鳴らし続けていると、やはり少し汗ばんできましたね。 そして鐘の真下ですから大音響・・・ さて、無事全てが終了して少しほっとしていると、 紳士は私に、鐘の鳴らし方がとてもよいと言ってくれました。 そして 今度別の教会にも鐘を鳴らしに行こう と誘ってくれたのです! 作業を終えて・・・ 髪が乱れていますね 夕方、いつかまた鐘を鳴らしになどと考えていると、紳士からお電話があり、 今日の写真をメールに添付して送って下さるとのことでした。 やってきたメールには、鐘についてのより詳細なデータも記されていて・・・ よく見ると2つの鐘には、それぞれ名前があったのです。 アルダシュイーン と フェリックス という名前が! アルダシュイーンのほうは、とても古いもの・・・ 今までに何人の人が、この鐘を鳴らしたのでしょう? そして、何人の人が、この鐘の音を聞いたのでしょう? アルダシュイーン 1611年製 325Kg フェリックス 2006年製 475Kg この日記には始め 修道院 と書きましたが、 正確な資料を調べると 教会 と記載すべきことが判明しました。 お詫び申し上げ訂正させていただきます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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