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カテゴリ:プラハ
プラハ城と旧市街を結ぶ通りの1つ ネルドヴァ通りに、 ヨセフカさんを訪ねました。 イースターの期間、ヨセフカさんはその路上で イースターエッグを販売しています。 プラハ城のここから左手に旧市街へと下ります。 レストランや商店が立ち並ぶ界隈に差し掛かるとすぐに、 ヨセフカさんの姿が見えてきて・・・ なにやらイタリア人観光客が彼女を取り囲んでいます。 ご挨拶は後にして、作品の数々を見せてもらうことにしました。 モラヴィア地方の民族衣装姿で絵付けをしているヨセフカさん。 赤が基調の卵たちは、全てヨセフカさんの手によるもの。 茶色や黒、濃い緑のものは、彼女のお友達の作品です。 卵はもちろん中身が抜いてあり、 つり下げるためのリボンが付けられています。 イースターエッグのことをチェコ語で クラスリツェ と言います。 エッグアートの起源は、紀元前、古代エジプトにまで遡れるそうで、 また、世界には様々なエッグアートの技法が存在します。 ヨセフカさんの故郷における伝統的なエッグアートの手法は、 色を塗った卵の表面を削ることで模様をつけるというものです。 ヨセフカさんの故郷一帯に伝わるエッグアート。 こちらはガチョウの卵です。 ヨセフカさんが、大きな卵を持たせてくれました。 これは、ダチョウの親戚の鳥のものだそうです。 制作したのは、ヨセフカさんのお友達で、 80歳のおばあさまとのこと。 ヨセフカさんとわたし。 チェコには、ハートのモチーフが数多く存在します。 卵にだって、もちろんハート。 ハートの部分にヨセフカさんがその場で、 私の名前を書き入れてくれました。 なんて素敵なサービスでしょう! 今日はわたし、モラヴィア地方のおばあちゃんなの。 と言っていたヨセフカさん・・・ 普段は、スポーティーなファッションの時が多いですね。 歩くのも行動も、そして決断がとてもはやい。 また、すごく物知りなので、一緒にいる時は、 これはね~ あれはね~ と、絶えず何かを教えてくれます。 物心共に余裕がおありで、人を明るくするのが大好き。 同年代の仲間達からは 親切なお嬢さん なんて呼ばれています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年04月13日 08時51分35秒
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