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カテゴリ:刺繍 ソーイング
リブシェさんは、チェコ・モラヴィア地方 ウヘルスケー・フラディシュテェのご出身です。 このウヘルスケーには 「ハンガリーの」 という意味があり、 その昔、ハンガリー領だった歴史を物語る地名となっています。 :::::::::::::::::::::::::::::::: それ故か、この地域一帯やこの地域が故郷の人々には、 どことなくハンガリー的な人懐っこさを感じることがしばしば。 明るくて積極的、協調性に富んでいて、テンションが高め というのも共通項かも知れません。 :::::::::::::::::::::::::::::::: さて、リブシェさんは、私が作るお菓子の大ファンになってくれた人の1人で、 これまでに、クグロフやパウンドケーキ、クッキー・・・ どのレシピも 貪欲に お尋ねいただき、お教えしたものは、何度も作って下さいました。 どんなに美味しくできて、差し上げたお友達に喜ばれたか等々。 :::::::::::::::::::::::::::::::: そんなご機嫌な報告を聞かせてもらう度、よかったなと思うのと同時に、 益々親しくさせていただけるようにもなりました。 先日は、お亡くなりになったご主人にも、あなたのお菓子を食べさせたかった。 と、おっしゃっておられましたね。 リブシェさんが特に気に入ってくれたのは、オートミールを入れ込んだ ウェールズの焼き菓子、オートミールクランチーです。 これはいつか、このブログをご覧のみなさまにも レシピを公開しなくてはなりませんね。 :::::::::::::::::::::::::::::::: 写真のものは、プレーンタイプのレシピに、 刻んだローズマリーを混ぜて焼いてあります。 こういうアレンジでも楽しんで下さいね。 と、モラヴィア地方出身者の集まりで、先日お渡ししたものです。 :::::::::::::::::::::::::::::::: ウェールズやイギリスのお菓子には、ゴールデンシロップやデメララシュガーなど、 日本では馴染みのない甘味料をよく使います。 代用できるものは代用して作っていたのですが、ここプラハでも こういう材料が、簡単に手に入るようになってきました。 :::::::::::::::::::::::::::::::: オートミールクランチーに使うゴールデンシロップは、はちみつで代用できますが、 ゴールデンシロップを使う方がやはりいいかな・・・ ということで、リブシェさんにゴールデンシロップを1缶、 自作のポーチに入れてプレゼントしました。 リブシェさんは、明るい黄色のイメージです。 だから、イニシャルの L を黄色で刺して・・・ それから黄色のLをお皿の上に乗せたら美味しそうかな? ということで、白いお皿を加えてみました。 :::::::::::::::::::::::::::::::: 刺繍というのは、ユーモアやウィットも表現できると思います。 そこに笑いが生まれるのは、楽しいことです。 お菓子も刺繍も根本的な意味で、人間の営み、 こころを豊かにしてくれますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年05月25日 06時58分39秒
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