マイネーム・イズ・ハーン
この映画をレンタルした決め手は「フォレスト・ガンプ」のようだというコメントを見たからいつものように途中からいっしょに見た夫は感動の涙を流しながら「パクリだ!」とひと言ラストの方をチラッと見た長男は「変な話し方だね」とハーンのことを言っていた。 とても素直な意見だと思う。 ハーンは子供の頃から風変わりだった。 でも母親は何が原因か知る必要を感じなかった。 彼がアスペルガー症候群だと分かったのは母の死後に渡米してから。 もちろん特別な支援は受けていない。 彼の行動基準は母親の言葉による「人には2種類、善い行いをする善い人と悪い行いをする悪い人」 宗教や人種ではなくその人の行動によって判断すべきなのだ。 イスラム教徒である彼がヒンズー教の女性と結婚すると告げると弟は兄弟の縁を切ってしまった。 9・11後にイスラム教徒だから起こった彼の家族の悲劇・・・ そんなときも彼を支えたのは母の言葉だった。