考えたくない・・・でも、考えましょうよ。だめ？　【参議院議員選挙だが】

June 27, 2016

昨日、親戚が小学生を連れて拙宅の老母を訪ねてきた。

この親戚は美人で気立てもよく、頭もよい申し分のない妻であり母であるのだが、
口癖が「考えたくない」なのでちょっと困っている。

私は独身で子どももなく、共通の話題がないのだが、「考えたくない」というのは、つまり、「自分が心地よい話題しか受け付けないから4649」という意味だと思っている。

客観的事実と現状報告以外、話すことがない。

そこを、色々考えて相手を「考えさせない」ようにして、場を持たすのは大変なので、好きな親戚なのだが、こちらからは言葉はかけられない。

「子どもさえいればいいの」という決めぜりふにも返す言葉はない。

冗談でも「選挙に行ったほうがいいよ。○○党には入れない方が今回はいいよ」などといえない。考えさせることになるからだ。

彼女の子どもは女の子である。幸いなことにとても健康で可愛らしく、頭もとてもよい。

しかし、だからといって、今の世の中には色々と乗り越えなくてはならないことがある。

頭が良いからこそ「勉強したい」というときに悩みが生じるやもしれない。
容貌がいいからこそ「美貌に頼って道を読み誤る」可能性があるかもしれない。

なによりも、私が10代だった半世紀前と同じように今も日本は男社会である。

しかし、「考えたくない」というひとにはかける言葉がない。

残念だが、日本では低収入で未婚で子どもがいない女性は政治家（貧乏ではなれんだろうが）であっても、なかなか、言葉だけではひとを振り返らせることむずかしい。

今、2016年7月10日の参議院議員選挙で、野党サイドのひとはなかなかにかってなことをいっている。

あの山本太郎（自身は今回は選挙がない現職参議院議員）ですら、

「今、『カンパしてくれといっても、そんな金ないよ』というひとが沢山いるのはわかっている。そういうひとにはお金持ちの友だちを紹介してほしい」と三宅洋平の応援でいうしまつである。

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貧乏人に金持ちの友だちなどいるはずがないではないか。

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それに、表面上友だちでも、Facebookの「いいね」だって、金持ちと思われるひとほどなかなか押してはくれないものである。リア充は忙しいのだ。

多分、山本太郎さんのいいたいことは「金持ちの友だちっていわれたのでオマエしか思いつかなかったんだよ」という風にして、ちょっとだけゆとりのあるひとを見つけてこいということかもしれない。

しかし、これは、最後の手段である。

ことほどさように今回の参議院議員選挙は厳しい。
与党側は常日頃から金だけは（吸い上げて）ためているので、こういうときにはゆとりがあるのであろう。

私はなにも与党が「金をばらまいている」などといいたいわけでは決してない。そんなこと、いやしくも政権を担っている責任政党がするはずがないではないか？

いいたいことは、しゃきっとした背広を来て、最適な交通手段で有権者の元に行くのにも、とてもお金が、直接、間接にかかるということである。

私は貧民なので、野党のサイドの有権者だが（出て行けという野党もいそうであるが）、現在の与党は、たとえば、チェスや将棋をしているボードをアベノミクスでひっくり返しているようなものだと思う。

このボードをいらいらを見せないようにしつつ、元に戻し、駒をひとつずつ集め、再びゲームを比較的まともに再開するのが大切で、それには時間がかかるが、今はてんやわんやでごっちゃごちゃになっているから短気は損気なのである。

私が20歳若かったら、関節の悪い老母と愛猫2匹を捨ててでも、海外に、既に高飛びしていたであろう。

なんで海外？

それは、海外に行けば私は外国人になるので、心の自由があるからである。閉塞的で金持ちでなくてはひとにあらずのこの国に住む貧乏人は誠に辛い日々だからね。

究極は命と自由が大切。

ま、それで私はくだんの親戚の美人で人妻で母親であるひとに、ちょっとした与党っぽい細工をした。

どうなるかね。

結果は確かめられないが、なにもせんよりはマシじゃろう。

命が大事☆

パナセァ

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☆フランスにちなんだページです!(^^ゞ☆

札幌道新文化センター「初めてのパリ・旅のフランス語」