|
全て
| カテゴリ未分類
| 英語
| 映画
| 料理
| ぱなっち
| 夢
| 旅行
| おいしい
| ばか男
| 庭
| 作品
| 絵本
| 劇場
| 職場
| イギリス
| Books
| 友達
| 日本
| 徒然
カテゴリ:イギリス
学校から電話があって、
「ぱなちゃんが、ぶつかられて怪我をしました。」 唇を切って、おでこがちょっと赤くなっています。 とのこと。 怪我をした子供には、連絡を入れることになっています。 来てチェックしてもらえますか? でも、 「ハッピーですし、泣いていません。」 と、言うので、 「ハッピーであれば、迎えに行かなくてもいいですよね?」 と、半ば有無を言わさず保育続行してもらうことにした。 「では、様子が変わったら、また連絡入れます。」 (様子変わるな~、元気でいろ~) と、言うのも、この日、会社のみんなと ウインザー競馬場 へ、遊びに行くことになっていたのだ。 もちろんぱなっちも一緒に。 困るのよ、そんな日に具合悪くなられちゃ さて、ウインザーの競馬場です。 ぱなっちが産まれたのは、 競馬をするのは、母子共々今回が始めてです。 (ぱなっちは、ダメですってばっ) 実は、ウインザー競馬場は、会社の最初のクリスマス・パーティの会場でした。 そのときには、ぱなっちは私と一心同体だったので、競馬場に入るのは、母子共に今回で2度目です。 この日雷が鳴るほどのどしゃぶりで、芝の駐車場は、べちゃべちゃ。 これではたまらんと、 「ぱなっち、お願いがあるんだけど。ブーツ(トランク)に雨の日靴が入っているから、それ取って貰える?」と、先に降りてもらって、きったない靴を出してもらいました。 それでも、他のご夫人方はピンヒールとワンピースで競馬場へ向かいます。 このぬかるみでピンヒールはありえん・・・ まぁ、いいんです。どこでも場違い母子ですから。 競馬場内は、パドックも芝生で、結構色々な出店もあり、ちょっとした野外コンサート会場の様です。 歩いている子供も違います。 お行儀よくブレザーを着ています。 父親と思しき方も初老の紳士です。「若気の至りでできちゃった子供」(すんません、ぱなっちのことです)ぢゃないわけね。 きちんと地位を築いてから作った子供なのね。 「ぱなっち。あーゆー男の子と知り合いなさいねっ」 「」 さて、私達が買ったチケットはグランドスタンドです。 お行儀の良い人々の入って行く入り口には「会員専用」と書いてあります。 そこに立っている紳士(ただの係員なんだろうけど)だって、燕尾服に山高帽だよっ! 流石に、この入り口ではありえんなと思い、 「このチケットでレースはどこで見れますか?」と問うたら、 「あちらの建物を通り抜けた先でございます。」マダムと付け加えそうな勢いなアクセントでございました。 そして、そのごみごみした建物を抜けた先は、 場外馬券場だった。 いや、行ったことないんだけれど、イメージ。 あーやだ。下々の集まる場所って。 タバコ臭いし、ビール臭いし、ジーンズにセーターだし(お前もだっ!) 雨降っても傘持ってないし。 「お゛―――っ!」とか言うし、 「行け行けーっ!」とか言うし、 番号連呼するし。 あーやだ、下々の者。 あーやだ、あたし達が浮いてないよ。 ほんとにね、会員上流階級の観客席と我々下層階級の観客席っていうのが、きっちり分けられてるのよ。 あのクリスマスのパーティ会場っていうのは、貴賓席だったんだわ。 今いる私達の場所は、スタンド。立ち見席。それも屋外。 この日、寒かったんだ~~(雨は止んだが) それでも馬券売っている人々までもが正装しているのが、せめてもの抵抗? 「どの馬が勝ちそう(likely to win)ですか?」と、聞いたら、 「favourite to chanceと言います。」だってさ。 で、コースなんだけれど・・・ 楕円形のコースをどどどどどーと走るのを想像していたのだけれど、なんか違った。 というのも、「競馬馬は右回りか左回りかどちらか一つの方向しか回れない」と聞いたことがあるので。 ここは、なんだかね、F1コースみたいなのよ。 はるか向こうの方でスタートして、くねくねと回って、最後は直線コース、我々の目の前でフィニッシュ。 下々席のコース向かいには、屋内で見学できる建物があったのだけれど、どう見ても会員席。 あたくしの買った馬はことごとく負けやがって、寒いし、散々でした。 そして、ぱなっち、家に帰ってから、はずれ馬券を手に 「チケットいらんかえ~。4番?5番?」 と、馬券売りごっこしてます。 楽しかったらしいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[イギリス] カテゴリの最新記事
|
|