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カテゴリ:徒然
これも、お友達のブログ日記を読んでいて思い出したことなのだけれど・・・
みんな、ものすごく後悔していることって、いくつかあるでしょ? もっと何か他のことができたろうにって思うこと。 そういう思い出。 中学生まで、学校が嫌いだった。 どちらかというといぢめられっ子だったから 陰湿なイジメや肉体的イジメを受けていたわけではないけれど。 友達がいなかったわけではないのだけれど。 高校生になって、環境を一新できて、生活がすごーーく楽しくなった 大学生活も楽しかった。 東京生活も楽しかった。 イギリス生活も楽しかった ところが、留学生活終えて、地元に帰ったんですね 東京で再就職も考えたけれど、都会にそれほど魅力を感じられなくなっていて。 群馬はやっぱり馴染めないなーーと思っていたころ、 結構中学の同窓生に暖かく迎えられたんですね 意外・・・ 再就職先に知った顔が多かったというのが一つの理由。 職場で会うと、みんな「よく帰ってきてくれたねー」って感じで話しかけてくれた。 噂が回るのが早いというのは、田舎の常 「帰って来ていると聞いたので・・・」 と、電話をくれる人もいた あれ?わたしって嫌われてたんじゃなかったっけかな?? それより、みんな良くそんな連絡先持ってたな。卒業アルバムとかに住所録ってついてたんだったけか?? と、訝しがっているころに、やはり電話が。 「きなこちゃん、この間会ったでしょ。うれしくて。また遊んでくれないかなと思って・・・」 体操部で一緒だったTみちゃん。 別に仲が良かったわけではなかった。 彼女は、体が大きいのがもったいない(めちゃくちゃ不利)くらい演技が上手で、いつもAグループで大会に出場していた。 その他大勢の中でも下っ端のわたしなんかのことを気にかけている風でもなかった。 Tみちゃんは、ちょっと頭の弱い子だった。 お母さんの方が精神的に不安定で、入退院を繰り返していたような記憶がある。 だから、いつも迎えに来るのはお父さんだった。 大変なんだろうなと、思っていた。 いつもぽーと白日夢を見ていたけれど、 演技に入ると、きりっと技を決めて、みんなの憧がれの的だった。 常に新しい技に挑戦していた。 体が大きくなりすぎたので、たぶん、高校では新体操に転向したんじゃなかったかな。 Jちゃんが良く面倒を見ていたけれど、別の高校に進学したので、Tちゃんは高校時代どう過ごしていたんだろう? Jちゃんにたまたま会った時、今で言えば統合失調症のような症状がTちゃんに現われていて心配だと言っていた。 とにかく、無事に高校を卒業したようで、地元の小さなスーパーでレジを打っていた。 そのレジにたまたま買い物をした私が来たと。 私はTちゃんに気付かなかったのだけれど(四捨五入して30歳だもの、しかたないよね)、Tちゃんはすぐに私と気付いたようで、 「きなこちゃん!」と、声をかけてくれたのだ。 その場でどんな会話をしたのか覚えていない。 が、そのTちゃんが、「遊んでくれる?」と、電話をくれたのだ。 その稚拙な言葉に涙が出そうになった。 でも、ひどいことに私はそのTちゃんに、 「また今度、時間があったらね。」 と、言ってしまったのだ。 「また今度」はなかった。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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