726836 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

                 パンダの奥さん日記

パンダの奥さん日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

パンダ85kg

パンダ85kg

カテゴリ

カレンダー

コメント新着

パンダ85kg@ ポポロンさん happylight99さんへ ポポロンさん~~~…
パンダ85kg@ ロゼさんへ rose_chocolatさんへ ロゼさん、どうもあ…
パンダ85kg@ はんらさんへ はんらさんへ ありがとう、はんらさん は…
happylight99@ Re:再会(09/30) パンダさん〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!! も…
よっすぃー@ Re:子パンダ(09/27) 帰国騒動ですっかりご無沙汰していました…

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

フリーページ

2006年10月05日
XML
テーマ:韓国!(17287)
カテゴリ:なんだこりゃ
チュソク。

漢字で書くと、秋夕。

中国では中秋節。

旧暦8月15日で、日本の旧盆みたいなもん。

法事とお墓参りのために、国民こぞって田舎に帰省の大渋滞。



パンダ家は、市の郊外にパンダの曽祖父・母、祖父母のお墓があるので、

どこにも行かず、家で法事をすませる。

だから、前日の今日からソウルのお義兄さん一家がやってくる。



「どうせ、全部料理の準備が済んだ頃に来るに決まってるよ。」


と、パンダ母。

確かに、ソウルを朝出ても、大渋滞に巻き込まれたら、着くのが夕方か夜、ってこともある。

けれど、お義兄さんたちは、予想以上に早く、午後1時には到着した。

それから、市場へ買出しに行って、兄嫁さんとわたしとで法事の料理作り。

例年の通り、難易度Zの荒技連発で、兄嫁さんはすいすいと法事料理を片付けていく。

去年は、1つのフライパンをずっと洗うことなく、

次から次へと焼きまくりの炒めまくりで、

わたしの目の鱗も、ボロボロ落ちてたんだけど、

今年もすごかったよ。


後ろでパンダ父が


「お~い、なんかつまみになるモンをくれぇ~」


パンダ母なら


「何言ってんですか!法事終わるまでは食べられませんよっ!!!」


と、ぴしゃりとお断り、なのだが、兄嫁さんは


「はい、はい、はい~」


と、ご先祖様よりも先に、パンダ父に食べさせちゃってたよ。

しかも、パンダ母に言わせると


「法事の時は、味見もしない」


法事料理を、兄嫁さんはつまみ食いしまくっていた(爆)

え?いいの?味見もつまみ食いもいいの???

兄嫁さんのいいところは、わたしみたいに、あれこれ考えて、こそこそつまみ食いってんじゃなくて

何にも考えずに、堂々としてるところ。



今年はソンピョンという餅を、家で作らずに、

店で買ったのを用意したから、随分ラクだった。



それでも、やっぱり料理の量が多いため、どのお宅でも、お嫁さんは大変だと思うよ。


「もうね、チェサ(法事)だって無くなると思いますよっ、これからは!!!」


え?なに?何今の?あたしの心の叫び?!!

と、思ったら、なんと兄嫁さんが、パンダ母にそう言い放っていた(驚)


「チェサが無くなるわけないじゃないか!」


「もう、お義母さんの時代じゃないし

あたしたちの時代だって過ぎたら、チェサなんてなくなりますよ!」


「いつの時代になっても、チェサはやるよ!

 なんでも悪いとこだけ、アメリカの真似して!!!」



「子供一人産むか産まないかって時代になってしまって、

 チェサも何もないじゃないですか。」



「だから、男を産めって言ってるの!」


「チェサが無くなったら、男を産めだのなんだのって
 
 必要もないですもんね。」

(韓国では法事を執り行うのは、長男と決まっている)

「今産んだら男だっていうのに、なんで産まないの?!」
(パンダ母は占いかなんかで、兄嫁さんが次に産むのは男の子だと信じている)

「もう2人で十分ですし、産む気はないです。」


「@#*&^%$☆◆▽∴Щ%$#@!!!!!」


「ЯЙ*$%*☆∵■ЩФ@#$%&*!!!!!」



ここから後は聞き取れなかった弟嫁。

いえ、聞き取れないほうが幸せだったのかも・・・

すごいよ、二人とも折れないんだもん、絶対・・・

そっと、その場を立ち去る気弱な弟嫁・奥さん。。。


どっと疲れて、2階で一休みしてたら、兄嫁さんが鼻息荒く入ってきて


「お義母さんっていっつもあんななの?!男産め産めって、全く!!!」


「あ・・・あぁ・・・。」


「いつもそうなのかって聞いてんのっ!!!」


「あ、はい、いつもです・・・」



兄嫁ふて寝。

けど、兄嫁さんはまだいいじゃないのよ、一年に何度しか顔合わせないんだし。

わたしなんか、毎日一緒なのよ~。

あ~でも、嫁の立場というのを抜きにしても、子供を産むとか産まないとかいう個人的な問題を

どうのこうのは言われたくないわよね~。

ほんと、そういうとこ、全く気遣いとかデリカシーとかないのが韓国。

兄嫁さんが怒る気持ちはよくわかるわ。

今回はわたし、兄嫁さんの味方よ。

わたしの分まで、言いたいこと言っちゃってください~~~!!!


兄嫁さんが言ってたように、ほんとチェサ(法事)だって、みんなブツブツ言いながらなら

やめてしまえばいいのよ。

嫁だけがしんどいのなんておかしいじゃないの。

はっきり言わせてもらえば、

嫁のご先祖様じゃないのよ

男どものご先祖様なのよ?!

ちったぁ、男も働けっつーの。

ご先祖様を敬う気持ちは大切だけど、それなら、遠いお墓に1年に2度しか参れないよりも

近くにお墓建てて、ちょくちょく季節のお花を生けて、好きだったお菓子供えて

近況報告するなり、対話するなりすりゃいいじゃないの。

墓地の造花見るたんびに、げんなりするよ。



大切なのは、今生きてる人が、生き生き生きること。













お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年10月08日 22時42分08秒
コメント(30) | コメントを書く
[なんだこりゃ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X