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カテゴリ:ちょっと切ない
ご無沙汰しておりました。
先週、ラボちゃんとこにお邪魔して、シフォンケーキも食べてみたよ。 美味しかった^^ また、いっぱい練習しておくね。 あ、ラボちゃんご夫妻に、トストコに初めて連れてってもらったのよ。 まあ、大きな倉庫みたいな建物に、どかんどかんといろんな商品が山積みされてて、 ぐるぐる何度まわっても飽きないよ~。 角という角には、試食コーナーがあるし、 あれこれ、いっぱい食べちゃったわ。 そんで、クリスマス用に、電飾とかツリーとかリースとかも並んでて、 気分は早くもクリスマス。 プレゼント用に、おままごとのレンジ台とか、家とか、車とか・・・ そんな中、ラボちゃんの旦那さんが、子パンダをお馬のぬいぐるみに、ひょいと乗せてくれた。 ぬいぐるみといっても、ふわふわのじゃなくて、結構しっかりとした作りみたいだわ。 子パンダが乗って、暴れん坊将軍みたいに、身体を揺らすと、 パッカパッカ、音が鳴るの~~~ 後ろに重心を移して、前足を上げると、 ヒヒィ~~~~ン!!! きゃ~、いなないちゃったよ!!! 競馬みたいだよ~~~。 あはは、可愛かった~。 日も暮れて、電車の中ではぐっすり眠り込んでしまった子パンダ。 ちょうど、パンダも外出先から帰ってくるとこだったので、そのまま駅で待ち合わせて、 子パンダをおんぶして帰ってもらった。 ガラガラ~~~~っと、シャッターを上げたら、 目の前に飛び込んできたのは、チョンガクキムチ用の小さな大根の山。 山・山・山・・・ 結局、夜の11時から1時まで、パンダ母と二人で葉をきざんだり、根っこを取ったりの 下準備をして、それでも追いつかないから、翌日は大きいお義姉さんもやってきて いきなりキムチ作りが始まって、 そして、 終わった・・・ ま、それはいいとして、 その日の夜、子パンダを寝かしつけようと、布団の中に入って、 「今日、すーちゃんち楽しかったね。大きなスーパー行けてよかったね。」 と、話していたら、子パンダが目をキラキラさせながら 「お母さん、あのお馬、すっごく可愛かったね~。」 「ん?ああ、うん、可愛かったね。 乗ったらパッカパッカいうんだもんね~!!!」 「うん、あのね、お顔がめっちゃ可愛かったのぉ~~~~」 「え?あ?顔?お顔まではお母さんよく見てなかったな。 そんなに可愛かったの?」 「う~ん、とぉ~っても~~~~!!!!」 「・・・・・そんなに気に入ったの?」 「うん・・・・」 「あ、そう~。あ!じゃあね、来月クリスマスだから、 サンタさんにお願いしておいたら?!」 「サンタさ~ん?!!!」 「そうそう、子パンダが早寝早起きして、ご飯いっぱい食べて、 いい子にしてたら、きっとサンタさん、お馬ちゃん連れてきてくれるよ!」 「ほんと~~~?!!!」 「うん、だから、早くもう寝なさいね。」 「うん!!!・・・ サンタさん。。。子パンダに、お馬ちゃんを下さい・・・ お願いします・・・」 子パンダ夢の中・・・ そして翌朝 「あ゛~お母さん~、サンタさん、お馬持ってきてくれなかった~。」 「あれ、サンタさんは、クリスマスに来るんだから、まだまだ先だよ~。 それまでに、一度お手紙も書こうね~。」 「うん!」 子パンダは喜んで、パンダにも報告してる。 「お父さん、昨日ね、とっても可愛いお馬ちゃんがいたの。 乗ると、コンコン音がするの~。 それでね、サンタさんにお願いしたの。」 「ああ、そうか、わかったよ。 買ってあげるよ。」 んぎゃ~、パンダったら!買うんじゃないの!サンタさんがプレゼントしてくれるの!!! 「何言ってんのよ! クリスマスにサンタさんが、持って来てくれるって言ってんのっ!!!」 「あ、ああ、そうかそうか。そうだね。ははは。」 あ~あ~、韓国じゃ、パンダの世代でも、 クリスマスにケーキ食べて、サンタさんがプレゼント持ってきてくれて、 なんて習慣なかったからね~・・・ それで、その日のうちに、こっそりラボちゃんに電話 「ねえ、子パンダが乗ってた、あのお馬さんって、いくらくらいだっけ?」 って、聞いてびっくり!あなた!!! 「確か、、、14万何千ウォンだったかな・・・」 げげげ。。。。14万ウォン・・・ 日本円で、1万5千円以上するじゃないのよ。。。 しまった。。。 どうしよ・・・ そこで、ちょっとほとぼりが冷めたかな?くらいの、その翌日に 市場を歩きながら、何気なく、 「子パンダ~。あのさ~、昨日、サンタさんから電話かかってきてね、 子パンダが欲しがってるお馬ちゃん、すっごく高いんだって~。 で、サンタさんは、世界中の子供たちにプレゼントを贈るでしょう? 子パンダにとっても高いプレゼントを用意しちゃったら、 他の子にあげる分がなくなっちゃうんだって。 サンタさんも、困ってるみたいよ。。。 どうしたらいいかねぇ~」 「う~ん・・・」 「やっぱり、お馬ちゃんがいい? それとも、別のプレゼントでもいいと思う?」 「別のでいいよ!!!」 「ほんと?!じゃあ、お母さん、またサンタさんに電話しといていい? 子パンダが別のでもいい、って言ってたよって。 サンタさんもきっと安心するよ~。 えらいね~、子パンダ~。ありがとうね~」 「いいよ、いいよ。子パンダは。他のお友達にも、プレゼントあげていいよ。」 ううううっ・・・ ごめんね、子パンダ。 う~ん。。。 そうは言っても、わたしはまだ迷ってるのよね。 子パンダって、あんまりあれ買え、これ買えって言わないし。 あの馬は相当気に入ってたし。 いやいや、やっぱり、ぜいたくだよ。 分相応じゃない、ってのはよくないよ。 ああ、でも、値段のことなんて、子供にゃ知ったこっちゃない世界だよね・・・ わたしのお給料で買える範囲だし・・・ あきらめてたのに、クリスマスに枕元にお馬がいたら、 めっちゃ喜ぶだろうなあ・・・ それ、甘やかしてるんじゃないの? 親なら、忍耐することも厳しく教えないと~。 あ~、でもでも・・・・ どうしたらいいのかねえ。。。 子パンダね、こんな絵まで描いてたよ。 「コンコンイー」 って書いてある。お馬ちゃんの名前? 日本語だと、「わんわん」「にゃんにゃん」の馬バージョンだから・・・ えっと・・・「パカパカ」? って感じかな? とっても生き生きしてるわ、コンコンイー。。。 お願い、ママを悩まさないで、コンコンイーっ!!! パッカパッカ♪パッカパッカ♪パッカパッカ♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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