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テーマ:クリスマス(2753)
カテゴリ:思い出話
同郷の友・マケコちゃんの日記読んでたら、
マケコちゃんのお母様が、クリスマスにはバタークリームケーキが食べたいとのことで、 去年ネット注文したら、 お母様一人でホール食い。 ってとこで爆笑。 でも、いまどき、生クリームじゃないケーキのほうが、入手困難だよね。 しかも、お母様は、 バタークリームケーキの上には バタークリームで作った バラがのってないとダメ なんだって。ロマンチックぅ~。 (わたしの日本語合ってますか???) マケコちゃん、いっそのこと、年末年始、お母様と一緒に韓国で過ごされては? こっちには、バタークリームケーキ、ごろごろあるわよ。 お店には、わたしから プチトマトとパセリは載せないで! って、伝えておくから。 さて、わたしも昭和の女ですから、小さい頃のクリスマスといったら バタークリームケーキでしたよ。 てっぺんには、砂糖のサンタクロースとか、食べられないツリーとか。 3人兄弟で、チョコレートのプレートは取り合いっこになってましたな・・・ 父は、24日にはケーキは買ってきません。 牛乳屋さんで注文しといたアイスクリームケーキを食べるのよ。 一度だけ、停電の年があって、 溶けかかったアイスクリームケーキを、揺れるキャンドルの炎の中で 家族無言でつつきあった夜があったわ。。。 キャンドル、って言うと、聞こえはいいけど、要は 「お~い!仏壇の引き出しから、ロウソク取って来~い!!!」 ですからね。 そして、その翌日の夕方、半額になったバタークリームケーキを、父は2つ抱えて帰ってきます。 一つは家族みんなでいただいて、 もう一つは子供たちだけで、砂山崩しのように、お正月近くまでつつきあってたわ・・・ 家族でプレゼント交換なんてなかったから、 わたしは、村中の子供たちが集まる「子供会」でのクリスマス会が楽しみだったの。 カレー作って食べて、ゲームして、ケーキ食べて、 どっかのお父さんやお母さんが、みかんの差し入れしてくれて。 それから、お楽しみのプレゼント交換会。 300円くらいの、ちっちゃなプレゼントを手に手に持って、アミダくじの開始。 それがね~、毎年、Kちゃんってお兄ちゃんは、持ってくるプレゼントがでかいの。 うわ~!って喜んで開けてみると、 あなた、ラッキョウじゃないけど、剥いても剥いても、新聞紙なのよ。 で、最後に、コロッと 鉛筆1本 転がり落ちてくるの。 初めの1回はウケたと思うけど、いい加減みんなも飽きるよね。 Kちゃんのプレゼントだけは当たりたくないなあ、なんて思ってたら、 ある年、わたしが引いちゃったのよね。 で、渡されてみたら、これが、でかい上に、重い!!! 一体何が?!! と、恐る恐る開けてみたら、案の定、また新聞紙でぐるぐる巻き。 はいではいで、剥いて剥いて・・・・ 最後に、 ゴロンと転がり落ちたのは、 鉛筆ですらない 一本の ま き 薪 あいたたた・・・ 薪なんて、家帰ったら山ほどあるんだけど・・・ こんなの持って帰ったら、父ちゃんに叱られちゃうよ~(笑) その夜。 星のきれいな夜でした。 わたしは、田んぼにそっと捨てて帰りました。 ごめんなさい。 その田んぼ、Kちゃんちの田んぼでした。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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