|
カテゴリ:どうでもいいことですが
旧正月で新年を祝うのは、中国、韓国、ベトナム、シンガポール・・・
あとどこがあるのかしら?(サニーさん、あとよろしくね) やってきたよ。 旧正月が。 あらやだ、奥さんったら、去年の旧正月も、同じタイトルで日記書いてたわ。 芸がないねぇ~。 今年も同じように、前日は法事の料理作りに追われた。 「ソウルの嫁はいつ来るんだ?」 と、パンダ父。わたしもそれが聞きたかった。 が、パンダ母は、 「放っておきなさいよっ!!!あてにするのが間違ってるんだから!!!」 そこに、パンダが火に油を注ぐ。 「今、電話したら、まだソウルみたい。渋滞だろうから、今出ても後で出ても同じなんだって。 なんか、寝起きみたいだった。」 「だから、もう放っておけって言ってるのっ!!! @#$%&▼□凸凹*&%$#@!!!」 というわけで、昼前に市場に買出しに出かけ、 昼からあれこれ法事料理の準備をしていたの。 今年は、フライパンじゃなくて、でっかいホットプレート出してきたから、 あまり時間がかからずにラクだった気がするわ。 わたしが、3品ほど作り終えたところで、兄嫁さんたちが到着。 兄嫁さんも早速手伝ってくれた。 っていうか、ほんとは兄嫁さん主体でやってくれたほうがいいのよね。 去年みたいに、ばばばばば~~~~っと。 で、兄嫁さんが、ホットプレート前に、どっかり座ったので、パンダ母が 「奥は、銭湯行ってきな。」 「え?でも・・・」 (めちゃ嬉しい) 「銭湯行くって言ってたじゃないか。」 「あ・・・はい~♪」 うわ~~~~~。法事の料理もまだ終わってないのに、銭湯だなんて、極楽だわぁ いいのか? いいのか? いいよね? いいんだよね??? 4時頃、お向かいのでっかいサウナに行くと、いつもより人が多かったけど、 洗い場は空いていて、ゆっくりとできた。 で、隣の隣で身体洗ってる50代位のアジュンマ(おばさん)が、 ちら、ちらこっちを見るんだよね。 初めは気のせいかと思ったんだけど、やっぱりちら見してるのよ。 今日に限って、液体の石鹸忘れたから、固形の石鹸ダイレクトに髪につけて オヤジみたいに洗ってたんだけど、 それが珍しいのか? ワイルドなのか?? ま、いいや。 知った人がいるわけじゃなし・・・ と、気にせず、石鹸シャンプーしていたわたし。 すると、アジュンマ、 もう我慢できません~~~!!! ってな感じで、こっちに向かってやってきた。 「お一人でいらっしゃったの?」 え? 質問されたことよりも、年上のアジュンマに、尊敬語を使われたことに腰が抜けた。 ひょっとしてわたしのほうが年上だと思ったのか?! 「あ・・・は、はい・・・」 「あのね、わたし、娘と一緒に来たんだけど、娘先にとっとと上がっちゃって。 申し訳ないんだけど、背中流してくれないかしら?」 「あ・・・はい・・・」 家帰って、パンダに話したら、また笑われるだろうな。 日本じゃ、まずない話だし、韓国でも、おばあちゃん同士ならだけど、 若い人は、もうあまりやらないって聞いたんだけど・・・ それに、あたしゃ日本人だから、どのくらい力入れてこすったらいいのか どのくらいの範囲をこすったらいいのか、 さっぱり見当がつかないのよ~。 でも、アジュンマはすでに、ビクター犬状態で、 お座り&待て って感じなので、わたしもこわごわと、垢すりアジュンマと化した。 アジュンマが、もうちょっときつく、とも、もっと弱くとも、 そして、 もういいよ、 とも言わないので、延々と垢すりする奥さん・・・ いつ終わったらいいんですか? さすがにこれはもうこすりすぎだよな、と思って、 適当なところで、お湯をざばんと流す。 えっと・・・ 石鹸で仕上げするんだっけ?? う~ん・・・ わからないので、 「あ、もういいですよ~。」 と切り上げちゃったわ。 アジュンマは、 「あ~、気持ちいい~。ありがとうね。さ、あなたもお湯に浸かってきて。 ゆっくり浸かるのよ~。」 と、わたしを湯船に行くよう促した。 目には目を。 ハニワはハニワ。 垢すりには垢すりを。 ここでも、日本人のわたしは考える。 (えっと・・・ゆっくりって、10分くらい? パンダはいつも30分くらい浸かってから、垢すりしろって言ってるけど・・・ でも、あのアジュンマはもう身体も髪も洗っちゃったんだし、 洗い場で30分も待ってもらうのは悪いよね・・・ え~、でも10分じゃ、短いかな? それより何より、大量に垢が出たら恥ずかしいよな・・・ 白い垢ならいいけどさ、黒とかチャコールグレーだったら、嫌だよな・・・ 消しゴムのカスくらいならいいけど、 粘土で作った毛虫みたいなのとかも、避けたいよな・・・) と、考えてるうちにのぼせてきたので、タイムアウト。 洗い場に戻って、今度はわたしがビクター犬。 アジュンマは 「痛かったら、言ってね。」 と言ったけど、強すぎず、弱すぎず、絶妙の力の入れ方で、背中をこすってくれた。 「どちらから?ソウル?こっちでお正月過ごすの?」 「あ、いえ、元々ここで過ごしてるんです。」 「あ、そうなの?@#$&%*&%$#なの?」 「え?」 「まだ結婚してないの?って聞いたのよ。」 「とんでもないです。子供もいます~。」 「あら、そう?背中つるつるだから、まだアガシ(独身女性)かと思ったわ~。」 アジュンマ、背中流してもらって、相当ご機嫌さんと見た。 自慢じゃないけど、わたしゃ、アガシの頃にもサウナ何度も行ったけど アガシなのに、自分よかアジュンマに 「アジュンマ~、そこのドア閉めて~」 と言われて憤慨したことがあるのよね だから、今日みたいに、アジュンマにアガシ?なんて言われたのは初めてで、 ちょっと気分よかったわ~。 あ~、ほんとは、チムヂルパン(ゴロ寝できる部屋)でごろごろ昼寝したいんだけど、 戻らないとね~。 まだまだ料理も残ってるしね~・・・ と、後ろ髪引かれながら、風呂を後にし、髪を乾かしていたら、 「あら、もう上がったの~?」 と、見知らぬアジュンマが声をかけてきたよ。 「あ、はい~・・・」 と、調子よく合わせておいて、どちら様??? と必死で思い出そうとする奥さん。 ・・・・・ 垢すりっこしたアジュンマだよ~~~!!! すっかりフルメイクで誰だかわからない~~~ あ~、なんか久しぶりに面白かった。モギョクタン。 1時間半くらいで、家に戻ると、パンダ母もパンダも 「なんだい?もう帰ってきたのかい?」 ってびっくりしてたけど、 こっちがびっくりだよ。 だって、もう法事の料理、全部済んでたんだもの・・・ さすが、兄嫁さん。。。 今回も、パンダ母の(もっと丁寧にやらんかい)って視線をよそに、 わたし以上に大雑把にやっちゃったんだろうなあ・・・ 「え?もう済んじゃったんですか?」 「ああ。」 「あ・・・兄嫁さんは?」 「あっちの部屋で寝てる」 すげ~~~~ 寝てるの? え? 寝てるんですか?!!! そして、この夜、パンダ家は狭くて寝られないと、 兄嫁さんは、娘2人を連れて、 わたしが垢すりっこしたサウナに、 布団持参で、泊まりに出かけていった・・・・ 相変わらず、難易度Z お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|