パンダの奥さん日記

韓国に住むようになってから、

パンやらお菓子やら焼くようになって、

楽天でも、パンのお師匠様(ロゼさん、あなたよ)や

お菓子のお師匠様に恵まれました。

たりちゃんとは、わりと早くにリンクさせてもらって、

たりちゃんが仲人さんで、次に、ユキコンさんと知り合って、

それから、おーちゃんとも。



この春、なんと、憧れのおーちゃんのフルーツケーキが

海を越えてやって来たよ。

はい～、どんぶらこ～♪どんぶらこ～♪　

たりちゃんちや、ユキコンさんちで、

洋酒しみしみの、おーちゃんのフルーツケーキ見るたびに、

ああ～、日本に住みたい

と思っていたの。

だって、

｢２週間待ってからが食べ頃｣

ってすごくない？

たいていのフルーツケーキやバターケーキは、焼いて２，３日置いたほうが

しっとり美味しくなるんだろうけど、

２週間だよ？２週間！！！

一体どんなケーキなの～～～？

もう、想像もつかない。

神秘的ですらある。

短気なわたしも、指定の日付を守ったよ。

３月１９日。

解禁。


じゃん！！！


　　　　　　　

　
もうね～、わたしが今まで焼いてきたケーキって、一体何？

ってくらい、別物。

きめの細かさが違います。

なぜ？なぜ？なぜなの？

そして、あまりに美味いので、一気に全部食ってしまいそうになり、

パンダにも一口おすそ分け。


｢うわ～、すごい洋酒がきいてる｣



パンダは焼酎さえあればいい男なので、洋酒しみしみのケーキや

ブランデー入りのチョコとかは苦手なのだって。

わたしはアルコールは無くても平気なんだけど、

こういうしみしみのケーキは大好き

やった！これで、このケーキは、わたしだけのお楽しみ♪



全部食べたい気持ちをなんとか押さえ、

２日かかって、いただきました。

(２日しかかかってないし・・・)


おまけに、地元の美味しいものや、お菓子の材料までいただいたわ。

おーちゃんみたいなケーキ焼けるよう精進したいです。

本当にありがとうございました。

　　　　　　　





さて、２，３日前、パンダが奥の部屋のドアを開けて、


｢ぅわっ！！｣


と、短く叫んでた。

奥の部屋・・・荒れ放題の物置状態

バタン！

と、また、即ドアを閉め、振り返ったパンダ。


｢奥さん・・・この部屋で・・・なんか、したの？

　水泳とか・・・バタフライとか？・・・｣


｢違う、違う～。シンクロナイズドスイミング～｣


｢・・・・・｣


ああ、奥さんもまだまだよね。

せっかく、女子フィギュアで日本が１，２位独占だったんだから、

フィギュアスケートに絡ませりゃよかったんだよね・・・

(反省しろっつーの！！)



そして、土曜日の朝、パンダは東京に向かって出発。

別れ際に、奥さんに笑顔で一言。


｢帰ってきたら、わたしを、喜ばせてください。｣


はいはい、奥の部屋、きれいにしとけってことね。


｢わかったわ美味しいご馳走作って待ってる｣


｢・・・いや・・・そうじゃなくて・・・｣


｢わかった、わかった。中華ね。｣


｢いや・・・あの・・・奥の部屋を・・・｣



片付けられない奥さんと、

片付けられない子パンダのお留守番　



なんとかしなくっちゃ。