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テーマ:韓国!(17166)
カテゴリ:お出かけ
朝早くに、大きいお義姉さんから電話
「今日、どっか行く用事とかあるの?」 「あ、いいえ・・・」 「じゃ、12時に○○通りのあたりで、子パンダと待ってて。 チュクミ食べに行くから。 お父さん、お母さんには黙って出てきて。 ただ、『友達んとこ行ってきます』って言って、出ておいで~!」 ああ・・・お出かけは楽しいだろうけど、 ウソつかないといけないのは、心苦しいわ。 それに・・・ 外は・・・ まっ黄っきの黄砂 でも、お義姉さんたちとしては、パンダ不在のわたしと子パンダが 退屈だろうから、って連れ出してくれるのよね。 それはありがたいわ。 で、ドキドキしながら上にあがっていくと、 すでに、パンダ父母が出かける準備をしているわ なぜ? 電話聞こえてたの? テレパシー?? 「お義母さん、お出かけですか~?」 と、尋ねると、 「うん、お父さんと一緒に、お寺に行って来るよ。」 「あ、じゃ、あの。。。わたしもちょっと、お友達の家に行ってきます~・・・」 「あ~、わかったよ~」 ほっ・・・ それから、お義母さんたちのほうが先にでかけてしまったので、 ゆっくりと支度して、子パンダには 「いい?今日はお母さんのお友達のおうちに行ってきた、 ってことにしとくのよ!」 と言い聞かせ、出発。 車は、黄色い風の中、飛ばしに飛ばして、 天安を過ぎ、牙山(アサン)を越して、海に出た。 遠かった~。 コッチ海水浴場という、観光地で、 今、旬のチュクミ(飯タコ)のお祭りもあるらしい。 飯ダコって、日本にいた頃には、食べたことなかったんだけど、 その名の通り、卵のところが、ゆでるとご飯みたいにほくほくプリプリと美味しいのね。 祭りの会場らしきところに、ビニールハウスが立ち並んでいるわ。 チュクミの時期も限られているから、 簡単に組み立て・解体ができる、ビニールハウスでいいのよね。 日本じゃなかなか見られないけどさ(笑) チュクミの他に、なんとかっていう、見たことない貝のお刺身が出てきて、 それもとろりと甘くて美味しかった。 画像がなくて残念。 それにしても、こんな暴風&黄砂の中、祭りっていってもなあ・・・??? と思ってたら、やっぱり中止になってたそうだ(カルボさん情報) それでも、強引に砂浜まで出るお義姉さんたち。 つられて、わたしと子パンダも波と戯れる。 観光地の海水浴場だけあって、なるほど、砂がとっても細かくてしっとりしている。 砂というよりも、きな粉かなんかみたいで、不思議な感触だわ。 定番の、砂にお絵かきなんかして、めっちゃ楽しくなってきた頃に、 大きいお義姉さんが 「黄砂なんだから、もう入りなさいよ~~~~!!!」 と、激しく叫んでいた。 そんなら、あなたがわたしを連れ出さないでっ!!! それから、ビーチ沿いのレストランに入って、まったりお茶の時間。 海を見てたら、後姿がパンダ親子ちっくな影が見えたので、 携帯でパシャリ 日が長くなってきたので、気づかなかったのだけど、 時計を見ると、あっという間に5時を回っていた。 黄砂じゃない日に、また来たい・・・ 帰りの車の中で、お義姉さんが 「じゃ、帰りにパンダ家寄って、 オンマ(お母さん)の味噌もらって帰るね!」 と、言い出して、パンダ母に電話をかけ始めた。 え? ええ? あの・・・あたしゃ、内緒で出てきたんですけど・・・ 「あ~?オンマ~?あと30分くらいで着くから、 味噌出しておいて~。 え~?奥と子パンダがまだ帰ってきてないって~? 今、一緒にいるわよ~!!! 」 あ・・・あの・・・だから、わたしは内緒でぇ~~~~・・・ 「うん、うん・・・あたしが誘ったのよ。 けど、黄砂がひどいから、お父さんお母さんは出ないほうがいいから、 『友達んち行く』って言って、出ておいで、ってあたしが言ったの~。」 あ、そうなんです。その通りなんですよ、お義母さん!!! と、いうわけで、お義姉さん夫婦はパンダ父母に、 チュクミとなんとかっていう貝をお土産にくれて、 「食べ方は奥が知ってるから、しゃぶしゃぶ作ってもらってね~」 と言い残して、味噌積んで去ってしまった。 こっちの市場なんかで、魚介類を頼むと、お刺身の部分とアラの部分に分けて持たせてくれる。 そして、アラは、メウンタンという、辛い鍋にすぐできるように、 まごころのヨシケイ♪みたいな感じで、 切った野菜と一緒に袋詰めしてくれる。 調味料も入ってるので、わたしでも、鍋に水入れて、材料入れて火にかければ 美味しい鍋ができるように出来ているのよ。 で。 パンダ母がケ(契)の集金に出てる間に、わたしが「良い嫁貯金」をしようと 鍋をぐつぐつやったわけなの。 チュクミと、それから、切った野菜と一緒に入ってた貝も投入。 「お義父さんどうぞ~」 と、おたまでなべ底をすくって、あ~ら、びっくり・・・ すんごい、砂の嵐です。 黄砂警報発令中。 ウソでしょ~~~~??? うわ~っ!!! なんとかっていう貝のヤローが、めっちゃ砂を吐いてますがな ああ、どうしよう、どうしよう・・・ とりあえず、具と汁の上澄みだけよそって、パンダ父に食べてもらってる間、 別鍋に、上澄みをひたすら移動させる奥さん。。。 ちょっとでも、下の方の具をすくうと、自動的に砂もじゃりじゃり入ってくるよ。 どんだけ、お前は砂食ってたんじゃいっ?!!! なんとか、パンダ母の帰宅までには、じゃりじゃり言わないように移し終え、 とっととおやすみなさい~と、下の部屋に引き上げてきた。 が、パンダ母の目と舌はごまかせるはずもなく、 翌朝、お説教を食らったわ。ほほほ。 ・・・という、パンダ不在のわりには、 そこそこ穏やかな日曜日だった。 はよ帰ってきてくれ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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