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テーマ:パンを焼こう!(15225)
カテゴリ:作ったもの
火曜日と金曜日のパン教室。
12人の生徒さんのうち、 わたしともう一人の生徒さんを除き、 10人が今月末、技能士の実技試験を控えている。 中には、 「家にオーブン無いから、教室でしか焼けない!!!」 という日本では考えられないツワモノ奥様も。。。 その結果、 「先生、私達、午後から課外授業受けたいんですけど、お時間ありますか?」 ってな熱心な要望が出たりする。 わたしは、子パンダが3時には帰宅するので、午後の課外は無理。 と、不参加を申し伝えておいた。 はずだった。 が、流された。ひゅるる~ 気づいたら、残ってる生徒さんが8人。 4人ずつ2班に分かれるのかと思っていたら、なぜか先生が 「奥さ~ん。すぐ帰らないとダメ?」 「あ、いえ、3時までに・・・」 「じゃ、大丈夫♪奥さん入れて、3つの班でやりましょう。」 あ、いや、ほんと、結構ですから・・・ けど、言うタイミングを失い、そのまま粉とか砂糖とか計量にかかる奥さん。 火曜日は9時半から、ドーナツ揚げて、ショートブレッドを焼き、 12時半から、チーズスティックとロールケーキを焼いた。 相変わらず、教科書のレシピは美味しくなくて、 ショートブレッドは、さくさくはしていて、 みんなは 「う~ん、これは美味しいわ~」 と喜んでいたけれど、わたしには、それほどのような気がした。 もっと美味しいものなんだよ。本来は。 けど、教室で作ると、なんというのか・・・ 懐かしい、妙な気分になるんだよね。 ああ、この味・・・ 中学や高校の頃、初めてクッキー焼いて、 学校に持ってって、友達みんなに分けたりした、 あの味だ。 多分、このレシピも日本から渡ってきて(菓子パンとかはそうなのよね) 30年くらいそのまんまなんだろうな。 だから、たまにわたしがお菓子焼いて教室に持って行くと、 みんな揃って、レシピくれくれコールだよ。 日本のレシピはどれも美味しいからね。 レシピくれくれはいいけど、もうちょっと自分で考えてみようよ。 いっぱい焼いて、いっぱい失敗してみようよ。。。 今日も、午前はクリームパンとマディラケーキを焼いて、 昼に教室でビビンバ食べてから、 午後は栗まんじゅうを焼いた。 課外まで受けてると、子パンダの帰りに ぎりぎりの時間になってしまうので、 ここんとこ、同じ班のミョンファさんが車で送ってくれる。 それはとってもありがたい。 が、ここでもくれくれコールだよ。 「奥さん~、あたしね、何度カステラ焼いても失敗しちゃうの。 日本のカステラのレシピちょうだい~~~。」 「成功するまで焼け!」 「日本語勉強して、日本のサイトへ飛べ!!」 などと、わたしが言えるはずもなく、 いつものように、 「う?あ?ああぁ・・・」 と、もごもご返事をしてしまった。 「ねえ、カステラ失敗するって・・・型は木の枠使ってるの?」 「ううん。普通の型。」 (あかん、あかん、熱が穏やかに伝わらんと・・・) レシピ・工程画像掲載中 国内産朴材使用オリジナル品! 家庭用カステラ枠 「・・・蜂蜜とか水あめ入れた?」 「入れた、入れた。」 「色んなカステラ焼きたいんだよね~。」 「プレーンなの焼いたの?」 「ううん。小豆入りとか、ナツメ入りとか。それは上手くいったの。 (ぎゃ~~~韓国餅じゃないんだから、ナツメはないだろう!) (けど、上手くいったんだ、ひぃ~~~~っ) でも、かぼちゃカステラがどうしても上手く焼けないの」 「かぼちゃ・・・かぼちゃパウダーを入れてるの?」 「ううん、蒸したかぼちゃつぶして。」 (無茶するなあ・・・) 「・・・・あのさ、プレーンなのは?まずプレーンから始めてみては・・・」 「福祉会館でお年寄りに出すのだから、 ウェルビンにしたいの!」 ※ウェルビン・・・well-beingの韓国語読み。「健康志向」って感じ もうここで奥さん我慢出来ずに吹き出しそうになった。 ぷっは~~~~~~ その、小豆やらナツメが大成功ってのが奇跡だと思うんだけど・・・ ウェルビンかぼちゃカステラってのもなあ・・・ なんか、いまいち、目指してるもんがわからんけど(笑) ここは一肌脱いでみるか。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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