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パンダの奥さん日記

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2008年04月11日
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カテゴリ:なんだこりゃ
水曜日は荒れ狂った天気とわたしだったが、

木曜日の日記に書いたように、

『はなや』という名のお花屋さんに心が慰められ、

午後から行った韓国語教室では、初級ではなく、

中級のクラスに入れてくださいと言ってみたところ、

即OKで、しかも、中級の先生は、ものすごく感じの良いアガシ先生おとめ座

授業もわかりやすくて、熱心で、やっとアタリ!いて座

って感じで、もうご機嫌さんで帰宅。

帰宅。

帰宅。。。

えっと、韓国語教室から、パンダ家まで、歩いて1分もかからないんだけど、

なんで、1分もかからない間に、変なおばちゃんにつかまっちゃうかな、奥さん。。。


「奥さん、すごく福のあるお顔立ちしてらっしゃるわ。

 干支は何?ご主人の干支は?

 お寺行ったことあります?

 ちょっと、お茶一杯ご一緒しない?」



あ、いや、あの・・・もうそういうの結構ですから・・・

気をつけないとね。ぼーっとしてるのかしらね、わたしって・・・



思えば、それが、予兆だったのかもしれない。。。



家に着いて、子パンダが帰る時間までに、夕飯の支度をして、

あら、なんか余裕だわ~と悠長に構えていたのも束の間。


子パンダが帰ってきて、しばらくして、パンダ母が


「○○と▲▲と□□に、集金に行ってきてくれないかい?」


契(ケ)の集金ですね。。。

ここんとこ足の具合が良くないパンダ母の代わりに、

近所のお店にはわたしが契の集金に行っている。

集金から戻ってご飯食べて、シャワー浴びて、

さ、子パンダ寝かそうって時になって、また3階からパンダ母の呼ぶ声がする。


行ってみると、もう使わなくなった鍋が、コロリ・・・


「そこに水入れて。」


浄水器の水を入れようとしたら、


「水道水でいいのよっ!!」


え・・・???

水道水を鍋に入れ、言われた通り、残り物のご飯とキムチを入れると、


「鍋を火にかけて。」


言われるがままに、火にかける。

一体何の料理ショー???

全然美味しくなさそうなんだけど・・・

随分グツグツ煮えたところで、パンダ母が、


「ハサミ!」


「はい・・・」


「あたしの髪の毛切ってちょうだい。前髪をちょびっとだけよ!」



???????


ほんの一握りを、何mmか切ってみた。


「鍋に入れて!」


こ、これをですか?


「もう一回、切って。切った髪は鍋に入れて。」


「はぁ~・・・」



合計3回、前髪をわずかに切って、それを鍋に入れた。


「火、消して。その鍋をあたしの頭の上でぐるぐる3回回して。」


訳がわからんけど、ぶつぶつ拝んでいるパンダ母の頭の上を、

とにかく、ぐるぐる3回、熱く煮えたぎった鍋を回す奥さん・・・

パンダ母は神妙な面持ちで、何かを唱えている。



あ・・・・



これ・・・前にどっかで見たことがあるわ・・・

確か日記にも書いた気がする・・・


限りなく黒魔術っぽくて、怖いんだよね~。


「もうね、この足の痛みは、何かが憑いてるとしか思えないの

 これを、大通りに出て、○○薬局のあたりに撒いてきて。

 その後、包丁をこんな風にね、投げてみて。

 包丁の刃が、向こう側向かないとダメよ。

 こっち側に向いてたら、何度でも投げなおして。」



えええええ~~~~~?!!!

この、ぐっちゃぐちゃのゲ○に近いおかゆを、○○薬局前に撒くんですか?!


「○○薬局はもう営業時間じゃないから。」


いや、そんな問題じゃなくて・・・

わたしが一言も言葉を発せずにいたら、パンダ母は、シャッとマッチを擦り、

3本のお香に火をつけた。


「さ、これも持ってって。」


どうしよう、どうしよう・・・

しかも、何かが憑いてるとか、怖すぎるし、

こんな夜遅くに、線香と包丁と鍋持って走る女・・・

それがわたしだなんて、気が狂いそうだわ・・・

でも、パンダ母はそうでもしないと、足の痛みが引かないと信じてるんだよね??


「じゃ、行って来ます・・・」


どうか、こんな姿を誰にも見られませんようにと祈りながら、

湯気が上る鍋と包丁、そして線香を持って、大通りまで走る奥さん。

ところが、○○薬局は閉まってるものの、お隣の食堂はまだ営業中。

そして、お客さんや店のご主人が出入りしている。

そんなところで、こんな得体の知れないものを撒くわけにはいかんだろう~~??


ダメだ。

わたしには出来ない!!!

たとえ、誰が見てなくても、そんなことは出来ない!!!

見上げれば三日月。

お月様だけが知っている。



そのまま、また、鍋と包丁と線香を持って、ひた走る奥さん。

ひとまず家に戻って、地域指定のゴミ袋を持参。

また○○薬局前に走る。


どうか、パンダ母の足が治りますようにと念じながら、

鍋の中のどろどろを、ゴミ袋に流し込んだ。

それから、包丁をポイっと投げ、刃が向こう側を向いたのを確認して、

空っぽの鍋とゴミ袋と包丁を持って、全速力でダッシュ。

途中のごみ収集場にゴミ袋を置き、家まで無呼吸で走りついた。


ぜーぜーぜーぜー


どうにか街の景観は守れたわ。


「お義母さん、ちゃんとやりました!!!」


「ああ、そうかい。お疲れ~。」



まだぜーぜー言いながら、部屋に戻ると、子パンダが


「お母さん、どこ行ってたの~~~?」


と、涙目で待ちくたびれていた。

す、すまん。。。

どこって・・・どこって・・・

おばあちゃんのお遣いだよ・・・どくろ

参った。

参った。

疲れた。






が、





奥さんが本当に参ったのは、この翌日であった。










































































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最終更新日  2008年04月14日 18時01分10秒
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