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カテゴリ:ミシン話
この2週間、昼も寝ずにバイトして、
やっと、火曜日にバイト代をいただいた。 その日の夜のうちに、即、ミシンを注文。 早いね~。 木曜日に我が家にやってきた。 迷いに迷って、決めたのはブラザー。 なぜかというと、 ミシン本体もシンプルでまあまあだというのに加え、 おまけが豪華だった。 「裁縫道具セット」 ま、これはよくあるよね。 「基本押さえ金8個セット」 ・パイピング押え ・三つ巻き縫い ・ブラインドステッチ押さえ ・刺繍用押さえ ・シャーリング押さえ ・コンシールファスナー押さえ ・キルティング押さえ ・オーバーロック押さえ (日本だと裁ち目かがり押さえ) と、なんのこっちゃわからん押さえ金も多く、 しかし、慣れて使いこなせるようになればラッキーくらいの気持ちでいた。 そして、この基本セットのほかに、 「高級押さえ金3点セット」 これにつられた。 ・ウォーキングフット押え ウォーキングフット ・ギャザー押さえ ・オーバーロックカッター押さえ (日本だとサイドカッター) サイドカッター これらの押さえ金だけでも合計すると1万円超すでしょう?? すごくお得な気がしますよね?! そんでもって、そのサイトのサイドカッターの画像見たら、 普通のロックミシンみたいなきれいな縫い目なのよ。 もう、これしかないと思ったわよ。 あと、これに、 ・金色の裁ちばさみ ・2年間修理無料保障 ・洋裁教室無料受講券 が付いているのよ。 昨日、届いて、早速バリバリっとテープを引き剥がし、 中身を出して、下糸巻いて、 上糸を針に通しながら、 (あ~、やっぱり、自動で糸通しやってくれるミシンがよかったかな) とちらりと思ってしまった。 それから、18種類縫えるというダイヤルをすべて回しながら、 一つずつ、縫い目を確かめる。 と・・・ あ・・・あれ? あれ・・・?? あの~・・・ 縫い目がロックじゃないんですけど・・・ ただのジグザグだけなんですけど・・・ そりゃそうなのか。 ロックミシンじゃないんだから。 あ、そうよ。 でも、でも・・・ 「オーバーロック押さえ」 と 「カッティングオーバーロック」 って書いてあるじゃないのよ。 そんでもって、画像だって、ジグザグじゃなくて、ロックの縫い目じゃないの。 ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ・・・・・・ ええ、そうよ。 あたしの早とちりよ。 発注ミスよ。 でも・・・ でも・・・ こうとわかっていたら、 シンガーのミシンのほうを注文するんだった。 だって、あっち、オーバーロックの縫い目が3種類くらいあったもの。。。 ああ、でも、もう箱開けちゃった・・・ 裁縫箱の中の糸だって使っちゃったよ。 どうしよ、どうしよ。 あ~、このまま、何年か使って、また貯金して、 はむちゃんみたいにロックミシンを別に買おうか。 あ~、でもなんだか、なんだか、なんだか なんだか、なんだか、 なんだか、なんだか・・・・ そして、昨夜は、悶々として眠れず(寝たけど) 朝、パンダにかくかくしかじか説明し、 ミシン会社に電話してもらえないかと相談した。 「返品したいんだけど・・・ それが無理なら、シンガーと交換してくれませんか? って、なんとかうまいこと話してちょうだい!!!」 9時の営業開始時間とともに、パンダが電話してみた。 「いや~、うちのが、オーバーロックの画像だけ見て、 オーバーロックできるんだと勘違いして、 注文しちゃったみたいなんですよ~。 それに、オーバーロックの縫い目でもないのに 『オーバーロック押さえ』とか『カッティングオーバーロック』とか オマケでついてるでしょう? ええ、 ええ、箱は開封したんですよ。 はい。そうです。 ええ、ですから、あれこれ縫ってみて、やっとわかったって言うわけですよ。 はい、そうですよね。 じゃ、あのね、オーバーロックできる、シンガーのミシンと交換ということで お願いできませんか?」 ありがとう、パンダ!!! 「奥さん!シンガーのミシンだと、オマケが少ないんだって?」 「うん、そうだよ。 あ、もうオマケの糸も使ってしまったから、押さえ金のセットも返品するよ。 そう言って!!!」 「あ、はい。 ええ、そうです。オマケが違うんですね。 それもわかってます。それもお返ししますから。 はい。 ええ、はい。 ・・・はい、わかりました。 よろしくお願いします。」 受話器を置いたパンダ。 「奥さん、交換してくれるって~」 「きゃ~~~!!!ほんと?ありがとう~~~!!! よかった~~~~~~~~~ そんで?そんで? どうしたらいいの? ミシン本体と、えっと、押さえ金のセットを返品したらいいの?」 「ううん。オマケはもう返さなくていいんだって。」 「え゛~~~~~!!!」 「オマケのこと『もう使っちゃったんでしょ?』って聞かれたから はい、って返事したら、 『じゃ、もうお客様が全部使ってください』だって!!」 きゃ~~~~ ありがとう~~~ なんて太っ腹なんだ! いや~ん、うれしい。 よかった。。。 郵便局行って、ミシン発送して、 部屋に戻ると、ぽつんと残された裁縫箱が一つ。 あはは、なんか、裁縫セットってのも嬉しいな。 小学校の高学年で裁縫セットを購入するでしょ? あれ以来かな。 今の今まで、裁縫箱も持たずにいたよ。 今まで、針も糸も全部、チョコの空き瓶の中に詰め込んでた。 瓶の裏を見たら、1996年だって 干支一回りしちゃったよ。 すまんね、こんな狭いとこに・・・ 今日は、まち針やら糸やらお引越し。 奥さんたら、お片づけだって、やろうと思えばちゃんとできるじゃないの! あ~よかった。 これからも、部屋荒らさないでおこうっと。 と、いうわけで、 韓国暮らし、初めてのミシン生活初日の作品は、こちら。 えみさぶろうさん、自信が湧いたでしょう~~~?!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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