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テーマ:最近観た映画。(40112)
カテゴリ:しんみり
早朝映画を観てきた。
パン仲間ヨンイさんのお誘いだ。 「火曜日は韓国語教室があるんだってば。 先月から書き取りの練習なの!」 「大丈夫!書き取り、あたしが教えてあげるから!!」 「そ、そう??」 結局さぼってしまったよ 観てきたのはこちら 『He was a quiet man』 邦題は、『その男は、静かな隣人』 邦題よく出来てると思う。 韓国でのタイトルはそのまま『クワイエットマン』 スーパーマンとかスパイダーマンと同系かと思ったら、全く違いますよ。 『He was a quiet man』(2007年アメリカ映画) 監督:フランク・A・カペロ 主演:クリスチャン・スレーター、エリシャ・カスバート、ウィリアム・H・メイシー **************************** 全くさえないサラリーマン、ボブ。 内気で意気地のないボブは、もちろん憧れの女性にも気軽に話せない。 年下の上司にいびられ放題でも言い返せない。 ただ、職場を見回しながら、あいつ、あいつ、、、あいつも・・・ と、銃に弾丸を込め、仕返しすることを夢想するだけ。 お昼も一人お弁当食べながら、会社を見上げては ビルごと爆破することを想像したりする。 タイミングさえ良ければ・・・時期さえ来れば・・・ 俺はいつでも銃の引き金を引くんだ。 そして実際に引き金を引いたのは。。。 いや~、洋画。 韓国語字幕で洋画。 英語の聞き取り、もしくは韓国語の読み取りをなんとかしないと・・・ でも、そんなわたしでも、十分楽しめた。 面白かった。 笑わせるのか? 泣かせるのか? ハッピーエンドなのか? いや、そんなはずはないだろう・・・ じわじわと胸騒ぎがする。 主人公。ダサいだけじゃなくて、ちょっとイカレている。 それはほんの何mmかの差で、普通の人と変わらない。 逆にもう何mmあっち側に行ったら完全に異常者。 けど、何をもって普通か異常かなんて誰にもわからない。 そのあたりをクリスチャン・スレーターが見事に演じていたし、 音楽がまた盛り上げるのよ。 じわじわと。 じわじわっと。 日本では未公開のようですが、よかったらDVD探してみて。 ロゼさん、口さん さて、午前中さぼった韓国語教室だけど、次の授業は休講で、 キムジャン(越冬用に大量にキムチを漬ける作業)だそう。 先生いわく 「ん~・・・400株くらい漬けようかな。」 今年はパンダ家はキムジャンやらないことに決まったので、 キムチからは解放されたと思ったら、思わぬところでキムジャンが待っていた。 でもまあ、みんなでやるんだろうし、わいわい楽しくやりたいな。 というわけで、木曜日は奥さんがキムチお持ち帰りの予定。 金曜日は子パンダが幼稚園でキムチ作り体験があるらしく、 一株お持ち帰り予定。 土曜日も知り合いの奥さんが 「ええ~?!!キムチ漬けないの?!! じゃ、持ってきてあげる!!!」 と、おすそ分けしてくれる予定。 キムチ漬けない、って言うと、 どえらいこっちゃ!!!みたいな反応が返ってくる。 わたしゃ、無くても全然平気なんだけどね~。 いや、無い方がいいと思うことすらある。 もちろん、でっかい声では言えないので、ここで小さめのフォントで書いておく。 それが不思議なのは、パンダ母の漬けたキムチは食べる気ナッシングなのに、 今の時期、在韓日本人奥様方のキムチ漬けました日記を読ませてもらうと、 非常に食べてみたくなる。 ひょっとして、あっさり日本人好みなんじゃないかと思ったりして。 あ、それで思い出したわ。 料理教室の日本大好きの韓国人奥様。 毎朝連続TV小説のドラマを見てるくらい日本が好きで、 前から 「奥さん、漬物の漬け方を教えてください。」 って言われてたのよね。しかもわたしが漬けた事がない糠漬け。 いくら日本好きとは言え、マニアックじゃない?? サザエ姉に教えてもらったり、ネットで検索したりして、 なんとか説明してみたわ。 材料と手順を話して、最後に 「1日でも糠床をかき混ぜなかったらすぐに悪くなっちゃうから、 面倒臭がりのわたしにゃ、無理な漬物なのよ~!」 と付け足しておいた。 だから、あなたも気をつけてね という、韓国人にはわかりにくい遠まわしな言い方が災いして、 通じなかった。 わたしには無理な漬物です!と、確かに言ったのだけど、 その直後、奥様はにっこり微笑んで 「奥さん、ぬか要りますか?来週持って来るね」 あ・・・あ・・・あの・・・ そして月曜日、親切な奥様はどかんと大量に米ぬかを持ってきて下さったわ。 え~っと、え~っと・・・ けれど大和なでしこは反射的に答えていた。 「うわ~、どうもありがとう~!!! 早速漬けてみるね~~~~~!!!」 韓国人アジュンマについて、あれこれ思うことはいっぱいあるが、 かといって、奥さんみたいなのもどうかと思う お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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