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カテゴリ:わはは
皆様、お久しぶりでございます。
すっかり、ええ、すっかり更新が滞っておりますが、 元気にやっております。 先日、子パンダが 「お母さん、タイ語で『ごめんなさい』って何て言うか知ってる?」 「え?知らないよ。」 「コ クンカだよ。」 「なんでそんなの知ってるの?誰かが教えてくれたの?」 「うん、サヨンのお母さんタイ人なんだって。」 え?そうなの?? 幼稚園の頃は、同じクラスに日韓家族のお子さんがいて心強かったんだけど、 小学校ではいないだろうなと思ってたので、ちょっと嬉しい。 「サヨンと同じクラスなの?」 「ううん、違う。放課後クラスで一緒なの。」 放課後のクラブ活動みたいなものね。 日本は無料だけど、韓国じゃ授業料払って好きなクラブに登録して放課後を過ごす。 「へぇ~、じゃさ、サヨンにも聞いてごらんよ。 外国人センター行ったことある?って」 そんでもって奥さん、ここでピンときた そういえば、外国人センターで来年から多国籍ショップを経営する予定なんだけど、 その中で確か、タイ人の奥さんが美容院やりたいって話も出てたんだよね。 子パンダが言うには 「サヨンのお母さん、7回も試験に合格したんだって。」 いや、わたしがセンターの先生に聞いたのは、 「○○さん(多分サヨンのお母さん)は7回受けて、筆記試験合格しました。」 まあいい、多分同一人物だろう。 大人が言ったことと、子供が聞いたこととは食い違うことは多い。 来年から同じお店で働くことになるかもしれない、と思って、 奥さんちょっと興奮。 「じゃさ、サヨンにおうちに遊びにおいで、って言ってみたら?」 「うん!そうする~」 と、今朝元気に出かけていった。 「お母さん~サランだよ~。」 クラブが終わる時間に学校に迎えに行くと、子パンダとサランが出てきた。 サランは家に帰らずに直接パンダ家に遊びに来るらしい。 お家の人の許可は取ってあるとのこと。 あら~、この子がうわさのサランちゃんなのね~!と、奥さん早速質問攻め。 「サラン、外国人センターに行ったことある?」 「はい。」 「え~あったの~?けど一度も顔合わせたことなかったね。」 サランちのお母さんって、タイ語で話すの?」 「ううん。」 「え?そうなの?韓国語ばっかり?」 「はい。」 「そうなの~。お母さんきっと韓国語上手なんだね~。 サラン、タイに行ったことあるの??」 「ないです。」 「え?そうなんだ。行ってみたいでしょ??」 「はい。」 「サランのお母さんさ、美容師さんなんでしょ?」 「いいえ。」 「え?あれ?違うの? 試験7回合格したとか・・・ってサランのお母さんじゃない?」 「ううん、違います。」 「あ、そうか・・・じゃ、違う人か・・・。 それにしても、サラン、韓国語上手ね~。」 何も答えずニコニコしてるサラン。 おうちでお母さんが韓国語ばっかだと、こんなに上手いもんなのかね~? で、パンダ家に着いて子供たちだけで仲良く遊んでるので、 わたしは市場に買い物。暑いからコングクス(冷たい豆乳麺)にしようと思ったのよ。 「お昼コングクスでいい?サランもコングクス好き~?」 「はい。」 それからとっとと買い物を済ませて帰ってくると、 サランの姿はなく、玄関のドアも開いている。 「サラン帰っちゃったの?」 「知らないよ。子パンダ、トイレに行ってきたら、もういなかった。」 「???あんた、パソコン独り占めしてたんじゃないの?」 「してないよ~~!サランにいっぱい貸してあげたよ~」 「・・・そう・・・?」 なんかわからんまま、お昼はパンダ母、わたし、子パンダの3人でコングクス。 「さっき、子パンダの友達が来てたみたいだけど?」 とパンダ母。 「ああ、もう帰っちゃったんですよ。 サランのお母さんも外国人なんですって。」 「へぇ、どこの国?」 と、パンダ母の声と同時に子パンダの声が重なった。 「違うよ、お母さん!!!」 「へ?タイ人じゃないの??」 「サランのお母さんは韓国人!!!」 「あんた、サランにタイ語習ったって言わなかった??」 「それはサヨン」 奥さん、絶句。 そして、短い時間だったがサランに話しかけたあれやこれやを思い返してみた。 お母さんタイ語話すの? お母さん韓国語上手なのね。 お母さん美容師? お母さん7回試験受けた? タイ行ったことないの? 外国人センター行ったことあるの? こんなわけわかんない質問ばっかされたら、 そりゃおうち帰りたくなるよね。 子パンダのお母さん、暑さで頭おかしくなったと思われたかも・・・ ごめん、子パンダ。 強く生きろ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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