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テーマ:韓国!(17284)
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昼過ぎまでお気に入りのコーヒー屋さんで、ハンドドリップの講習会があり、
数種類のコーヒーを利き酒みたいに飲み比べ、 産地(豆の種類)を当てるゲームを楽しんだ。 明日は2チームで対決し、勝ったチームにはコーヒー豆を進呈 というので、Hオンマさんとわたしは真面目な日本人っぽく、 お互いの家を行き来しながら、練習してきた。 が。 飲めば飲むほど、だんだんわからなくなってきたぞ まあ、お遊びなんだけどね。 昼ごはん食べて、パンダと子パンダと合流。 Hオンマさんと別れて、帰宅後、ささいなことでなんか腹が立ち、 パンダが仲直りのつもりで、サウナに誘ってくれたけど、 どうも気分がいまいちで、サウナでごろごろしててもすっきりしない。 こないだ、貝にあたって以来、体調も気分もずっと低空飛行で、 そういや美容院だってもう半年以上行ってないなとか思ったら、 別に悲しくもないのに、泣けてきて、 何がなんでも美容院に行って、旦那の金を使ってやれ って気分になってきた(あほ?) で、夕方から市内の美容院に行き、 カラーリングもお願いしたい、 とれかけのパーマもなんとかしてほしい、 似合う長さにカットしてほしい、 と思いつくままフルコース、つまりは旦那への嫌がらせ?を頼むと 「カラーリングとパーマはいっぺんにはできません。」 「今日のところは、まずはカラーリングだけにしましょう。」 とイケメンの美容師さんに言われ、大人しくうなずく奥さん どれくらいイケメンだったかというと、仮面ライダーの主役くらい。 (イケメンなのか??) で、合羽みたいなの着て、鏡の前に座ると、 餌に群がる魚のように、さささささ~~~~っと店内のあちこちから 美容師さんたちが集まって、その仮面ライダー美容師の手元を見学しているのよ。 そんでもって、あたしゃ聞き逃さなかったわ。 「すごいね、この人、くせっ毛なのかねえ??」 いいえ、もともと天パですけどこんなに爆発してるのは、 3ヶ月前に知り合いの奥さんが、美容師免許取立てだから無料で、と ゆるゆるパーマかけてくれて、それ以来の大爆発なの それがなかったら、ほんとはオスカルみたいな天パなの!!! そして、そのうちの一人のアガシ(お姉さん)美容師さんが 「失礼しま~す」 と、脇に座り、手のひらにいっぱいオイルを取り、 わたしの手指をマッサージし始めた。 ちょっと~いいじゃないの~~~~。 すっごく気持ちいいわ~。 そのアガシ美容師さん、奥さんの手をさすりながら 親指立ててるよ 「???」 「やわらかい手ですね~」 あはは、家事さぼってるせいか? そんでもって、ソーパーな奥さん、思わず質問。 「そのオイル、何のオイルなんですか??」 いや、別にね、何のオイルでもいいんだけど、 会話の糸口ってもんがあるでしょ?? 「・・・・」 あら、アガシ黙っちゃったよ。 すると、すかさず仮面ライダーが 「ア、アロマオイルです。」 アロマオイルってったって、何の香りとか何系だとかあるんじゃないの~?? まあ、いいんだけどさ。 で、待ってる間は窓際でパソコンやったり雑誌読んだり。 仲直りしたがってる旦那も一緒についてきて、パソコン三昧。 子パンダはおうちで、パンダ母と留守番。 途中で、子パンダから 「まだなの~?いつ帰ってくるの~~~?」 「ごめん、あとシャンプーだけだよ、もうちょっと待っててね。」 シャンプーが終わり、美容師さんがどうにもまとまらなかった前髪をカットしてくれて、 ムースみたいなのつけて終了。 はぁ~随分ましになったわ~~~ と、ほっと一息ついたら、またわらわらと美容師さんたちが集まってきたよ。 仕上がりを見に来たのか??? すると、仮面ライダー、じっとわたしの頭を覗き込み、 首をひねってる。 何?何?失敗?? そして。 プチっ。 いててっ。 プチっ。 いててててっ。 何すんだよ~~~~ と思って顔上げて鏡見てびっくり。 染め残った白髪を、抜いちゃってるよこの人!!!! え?これが仕上げなんですか??? だめよ~~~ 抜いたら根元がゆるんで、髪生えてこなくなるって聞いたわよ~~~~ 切って、切って、切ってちょうだい~~~~~~ と、心の声が届いたのか、わたしの刺すような視線に気づいたのか、 ライダーの手は止まった。 とにかく、今回はこれで十分だ。 また次夫婦喧嘩したら、そのときはパーマね と、お会計に向かうと、ライダーが 「あの・・・ウェーブは旦那さんの好みなんですか?」 と聞いてきたもんだ。 とんでもないわ。旦那さんの好みに合わせるような良妻じゃなくってよ。 「いいえ、別に。」 あなたが答えないでよ、パンダ!!! 「そうなんですか。。。じゃ、ストレートでもいいんじゃないかなと思って・・・」 「そうですか?でも、もともとすんごい天パなんですよ??」 「そうですか。いや、いいかな~と思って。」 よく見ると、ライダーがわたしを同情の目で見ている。 どうやら、このちりちり具合が気の毒なのだろう。 いかん、いかん、また気分が落ちてきた・・・ いや、この前髪とこの色には満足しているのだ。 多くは望むまい。 「はぁ~すっきりした!!! やっぱり女の人にはこういう時間は必要よね~~~ 美容院とかお買い物とか」 「わかってるよ。ごめんね、奥さん。」 「わかればいいのよ。わかれば。」 結局何が悪いのかわからないのに、ごめんねと言わされるパンダ。 すまんね。 そんでもって、家に着いたら子パンダが泣きながらお出迎え。 ごめんね。 ごめんね。 でも、奥さんちょっとすっきり。 明日はもっと優しくできるから。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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