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カテゴリ:義家族話
皆様、ご無沙汰しておりました。 お元気でいらっしゃいましたか? 前回の更新が2010年・・・ 引っ越しはどうなった?と気になっていることと思います。(忘れたわっ!) どうなったかというと、引っ越し前日、鍋やら炊飯器やらを先に持ち込んだパンダ母。 「ほんとはひと晩ここで寝たほうがいいんだけどねえ。。。 そういうわけにもいかないから、こうすんのよ」 と、おもむろに蝋燭を両手に持ち私たちのリビング兼ダイニング兼寝室(どういう部屋だよ) をぐるぐると回り出した。 もちろん私の脳裏に浮かんだのは八つ墓村。。。 脳裏に浮かばない若い人は検索してみて。 それから 「さ、寝て。」 え? 何もないガランとした床を指さして寝ろとおっしゃる。 「パンダと二人で、はい、ここに寝てっ」 よくわからないが、二人で横たわるパンダ夫婦。 「はい、いいわよ。ほんとは今晩、ここで寝られるといいんだけどねえ。。。」 とパンダ母はまだ未練があるようだったが、私は一刻も早く家を出たかった。 壺はどうなったかと言うと、結局パンダ母の部屋に置いてきた。 高いものであろうが、良い壺であろうが、私の人生に無くても全く困らない物だ。 引っ越しこそ、お片付け&自分の好きな物に囲まれる大チャンスなのだ。 いくらNОと言えない私でもこのチャンスに壺を置いてなるものか。 ただ、ちくっと嫌味は言われたような気がする。 気がするというのも、もう5年以上前のことで記憶があいまいだからよ。 パンダ母と別居生活の5年間。 一階の大家さんはとても気さくでいい人で気持ちよく過ごさせてもらえた。 ただ、引っ越そうが何しようが、持ち家であろうが借家であろうが 私はとことん片付けられない女なのだと思い知った。 と同時に、それでも一年に一度来るか来ないかのお掃除祭りも楽しんだ。 私のとこにもお掃除の神様は来てくれるんだわ~!と感動したものだよ。(過去形) この5年。 顔のしわは増え、脳ミソのしわは減った。 年と体重はきちんと増える。 去年の5月にまた元の家に戻り生活しているのだけれど、 パンダ母とはキッチンも別になり、一緒にご飯を食べることも少なくなった。 喧嘩したりモヤモヤしたりすることも無くなった。 お互い年を取って嫌味を言い合う元気も無くなった。笑 それよりも手をつないで穏やかに最後の花道を一緒に歩いていくほうが 幸せというもんだろう。
今でも毎日のように毒は吐く。 吐いて、吸ってひと呼吸。
またぼちぼちと書いて残そうかなと思います。 これからもどうぞよろしくお願いします。 よっすぃーさん、ありがとうございます~
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