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ゆうくんのおば様から母宛の電話があった。
いつもは電話がかかってくるとまとわりついて離れない チビタも、なぜか気配を感じ取ったのだろうか、母があたしに目配せする。 あたしもそれですぐにわかった。ゆうくんの件だな。 あたしがいつもと違う顔で「大事な電話だから行っちゃいけない!」 と言ったあと、すんなりと戻ってあたしの膝に座って絵本を広げた。 電話が終わると母は目を真っ赤に泣きはらして戻ってきた。 遺体解剖にどこかの病院に行ったまま戻ってこないから こちらではもうすることがないから九州の自宅に戻るとのこと。 いろいろ悪いことを(DVとか、お金のこととか、W不倫とか)報道 されているけど、反論する立場ですらない、と。 もし真実でも、加害者の嘘でも、本人が反論することも 今となってはできないわけだから、疎遠になっていて 今回事件になってから報道で知らされた事実もたくさんあったし 今回の結婚のことで勘当状態だった息子を庇う言葉も発せないと。 「ゆうくんのために泣いてくれてありがとう。 かわいかった子供の頃のこと、覚えていてちょうだいね。」 目の前のまんまるな顔したチビタの笑顔が目に入る。 今のところ、あまりご両親に関していろいろ報道がないので せめてそれだけでも少し救われる気がする。 どうか、これ以上ご両親を追いつめるような報道がなされないように 切に願ってる。 いつになったらすべての供述が終わり、逮捕、起訴され ゆうくんの体を荼毘に付してあげられるのだろうか。 冷たい霊安室で保管されている体を、骨にしておじ様、おば様の 元に返してあげられるのだろうか。 顔を見ることもできない、頬に触れ手を握ってあげることもできない 切ない体だけれど、早く返してあげてほしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.01.22 00:36:39
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