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テーマ:ネットでの交流(403)
カテゴリ:ぱにぽにな気分
先日、小説オンリーのHPを、某サイトで立ちあげてみたとお話しましたが……
きっと、近いうちに閉鎖するでしょう。 なぜかって…… どう見ても中高生向けのサイトで、それはよくわかった上ではじめたのですが、もう五日ほどで辟易してしまって…… そのサイトでは、確か「他の人の掲示板で、自分の作品の宣伝はしないように」というルールが明記されていました。 検索コーナーもあるし、宣伝用のみんなで使う掲示板もあります。 なのに…… 私の掲示板は、宣伝コピペのオンパレード 別に、宣伝してもらってもかまわないけど、こちらの作品を読んでいる気配は、全くなし。 「私のレビュー(小説の感想)を書いてくれたら、必ずレビュー返しします」 文章そのものはそれなりにきちんと書かれていますが、「ねぇ、○×くん……あなたに会って、恋する気持ちを知ったの」みたいな、似たようなあおり文句の羅列。 この数日で、私は今の子供たちのトラブルの多さの一端が、垣間見えたような気がしました。 つまり、自己主張の押し付け。 自己主張することそのものは悪いことではない、むしろ必要な場合もたくさんあります。 作品を生み出す人にとっては、自分の作品を見てもらうことが最大の願い。 だから、読んでほしい気持ちは、痛いほどよくわかります。 問題は…… 「あたしの作品、読んで読んで!」と盛大に主張し、一方で相手の作品を読むことはしない。 「あたしの作品読んで、感想書いてくれたら、あんたのも読んであげる」という姿勢。 「自分の思い」が、何よりの優先事項。 子どもたち同士は、これで回っているのかもしれませんが、オバチャンには、「友達関係の作り方がわかってないなぁ」と思えてなりません。 このサイトだけに感じることではなく、うちに遊びに来る子供たちの様子にも、それが表れているんです。 6年生にもなると、自己主張がコントロールでき、相手の気持ちや考えも受け入れつつ遊べる子と、「オレが、オレが」が激しくて、コントロールできてない子が、はっきり別れてきます。 コントロールできない子は、相手を受け入れて、自己主張をあまりしない子と遊ぶのを好みます。 そのため、自己主張の苦手な子、自分が引いてしまう子は疲れてしまいます。 うちの子は、どちらかといえば相手にあわせていくタイプで、おかげで友達にいつも囲まれているのですが、そのため友達と遊ぶのに時々疲れています。 ただ、うちの場合は、そういう場面でみんなを仕切れるような友達もいるし、家で自己主張の嵐を繰り広げているし、基本的に「天然」な性格なので、私と親子漫才で暴れて、一人遊びで充電したら、また友達と元気に遊んでいます。 もし、これがもっと繊細な子で、自分をさらけ出す場がなくて、友達関係に疲れた時に自分を追い詰めてしまうような子だったら……本当に辛いと思います。 私の子供時代は、コントロールできていた子が今よりもっと多かったような…… 話を元に戻して、と…… オバチャンの場合、作品を読んでほしい時は…… 当然、作品はこちらから先に、まず読ませてもらいます。 時間がなくてさわりの数ページだけでも、必ず読みます。「あたしの作品を読んでほしい」という相手の気持ちがよくわかるし、それが礼儀だと思うから。 それから、掲示板にこう書きます。 「はじめまして、ぱにぽにといいます。 作品、「(タイトル)」を読みました~! 三角関係のお話なんですね、どうなるのか楽しみです~ 私も、「(タイトル)」というお話を書いてます。 いちおう「せつない初恋物語」ですが、ラブコメ系に暴走してるかも…… よかったら、私のお話も読んでもらえると嬉しいです。 よろしくね」 中高生なんだから、文章はも~っとくだけたものでいいよ でも、こういった内容の宣伝なら、喜んで読みにいくし、読みあいっこ仲間になれると思います。 これでお返事があって、友達になれそうなら、交流開始しますよ~ 「読んでちょうだい」「感想書いて」は、もう書く人にとっては当然の要望なので、お互いすごく理解できる気持ち。それを前面に押し出すばかりで、相手のそういった思いを受け入れる姿勢がないのはいかがなものかと。 もはや、オバチャンの価値観は古いのかもしれませんが、人の心は「源氏物語」の時代から変わってないように、友達づきあいにおけるルールも、根本は変わらないと思うのですが…… オバチャン、すでにあのサイトにはついていけない(最初から、ついていけないだろうとは思っていた)し、もっと大人向けの、PCネット小説のサイトを発見したので、そちらにお引越しします。 ただ、公募の規定に「ネットで公開したものは不可」という条件の文学賞がけっこうあるので、当分は掲載できないよ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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