ぱにちゃんのゆやたまご

本日、胃カメラをしました。

鼻からの胃カメラに、初挑戦です（口からの胃カメラは、２年前にしました）

義母も、うちのクリニックの先生も、「鼻からが絶対に楽！」とのこと。

義母なんて、「あれ、何ですか～」と画面を見ながら先生と喋っていたとか。

で、まずは胃液の泡などを取り除いて、胃壁がきれいに見えるようにする薬を飲んで横になりました。

次に、両方の鼻の穴から、スプレーの麻酔をシュッシュッと入れ、片方ずつ押さえて、吸い込みます。

さらに、チューブを挿入する鼻の穴に、キシロカインゼリー（局所麻酔薬）をぐにゅーっと注射器で注入。

これが、ちょっと痛かったぁ～

鼻の付け根を通る時、ピューンとしみて、涙がポロリン

のどに入ったら、ごっくんと飲み込みます。

で、５分経って麻酔が効いた頃、先生が胃カメラと同じ太さのシリコンカテーテルを右の鼻にちょいと入れます。

これは、チューブが鼻にあることに慣れるのと、通り具合を見る目的があるようです。

で、１０分くらいして開始となりました。

結論として、鼻からと口からと、どっちが楽か……私にはいまだにわかりませんわ～

だって、鼻の付け根をチューブが通る時、「イタタタタ～」と思った私は、チューブをゴクリと飲み込んだあと、思わず息を詰めてしまい、そのせいで、のどのえづきポイントにチューブが触れたようなんです。

で、あとはゲーゲーしっぱなし。

画面？　全然見る余裕なし！

「そうそう、口で息をすればいいんや」と思い出した時は、後の祭り。

鼻から入れるので、喉にはあまり麻酔がかかっていないんですよね。

だから、口からチューブを入れるより、よけいにえづいたのかもしれない。

「唾液は飲み込まないでね」と言われるのですが、口からする時はマウスを噛んでいるので、自然、唾液は飲み込めずに、うまく口から外に流れてくれるのですが、鼻からすると、ついつい飲み込んでしまうんです～

で、飲み込むとえづきポイントにチューブが触れて、またゲーッとなる……

だいたい、私はこういう検査類を受けるのが下手くそなんですのよ～、昔から。

ちょっと慌てて、パニクってしまう。

先生はとても手馴れた感じで、手技的に下手な印象がなかったから、決して先生のせいではないと思うわ～



検査が終わって、説明の時、先生が言いました。

「女の人は、あまりえづかないんですよね。男の人……言葉は悪いけど、オッサンに多いなぁ、うん。朝の洗面とかで、よくえづいてるでしょ？」

……私、一番奥の歯は、えづいて磨けません。なので、歯ブラシは子供用でないと辛い。

……うがいも、たいていえづいてしまいます。

ぱにちゃんはオッサンだったのか～！！


ま、ま、冗談はさておき、私の胃がどういう状態だったかというと……

胃の中は、風にも当てぬ乙女の素肌のように、美しいものでした。

ただ、胃の入り口に当たる噴門部が、ゆるくなっているとのこと。

そして、中から見た胃の形状から察するに……

横隔膜の孔（あな）を食道が通って、胃につながっているのですが、その「食道裂孔」がゆるんで、そこからほんの少し、胃がはみ出しているようなのです。

これの本格的なものが「食道裂孔ヘルニア」

これは女性に多いんですよ～（オッサンじゃなくて良かった）

吐き気やお腹の重い感じの原因は、これかもしれないとのことでした。

もしかして、火曜日に吐いた時、圧がかかって、ちょっとはみ出たのかもしれないです。

肌も胸もお尻も、たるんでゆるんでいるその上に、横隔膜までゆるんでいるなんて……

あぁ、ぱにちゃんはオッサンなだけではなく、オバハンであります～

乙女なのは、胃壁だけであります～

将来は、逆流性食道炎や食道裂孔ヘルニアに要注意でありますな。

とりあえず、木曜から試しに飲んでいる漢方で吐き気もましなので、これを続けることになりました。

いや～、次に胃カメラする時、私ゃどっちからすれば楽なのでしょうか～

（理論的には、鼻が絶対楽だよ。でも、私の場合は、喉にしっかり麻酔をかけて口から突っ込んだ方が、えづきがましなのかも～）

ちなみに、うちのクリニックの先生も、胃カメラはいつもえづいて大騒ぎしてみっともないので、鼻からしたら大変楽だったとのことです。

風邪の方は、熱はすっかり下がりましたが、喉が異様に痛いです～（検査前から）