カテゴリ:セミナー、講演、講座
今日は、放課後子ども教室の研修へ行ってきました。 一日がかりでしんどかったですが 気になったセミナーは、東京大学の研究員の方のお話し。 肩書きが長くて、地位的なものは理解不能ですが。。 高校までの人間関係はなぜあんなに面倒だったのか? というような学校内のことを研究しているそうです。 理由としては、思春期・コミュニケーション能力の差・被害妄想。 昔との違いを説明されて、理解ができました。 昔はクラスでいくつかのグループがなんとなくありました。 いけてる子グループとか、大人しい子グループとか 運動ができる子、勉強ができる子とか。。 そして、運動会や、音楽発表会とかになると それにたけている子がリーダーシップをとり クラスが一つになり、活動していくことが多かったようですが 今は、先生からの支持が高いとか コミュニケーション能力に優れている子などの子達の グループが人事権を握っているそうで 上位グループというのだそうです。 下位のグループは、発言権もなし。 一人でいる子はそれ以下の認識だそうで どこかのグループに入っていないと 人権すらなさそうです。。 下位や、中位グループから上位グループに上がった子ほど ストレスを強く感じるらしく 上位にいたからといって、好かれているわけではない。 いついかなる時も上位グループが人事を握っているので 一つにまとまりにくいという見解があるようです。 日本のいじめが深刻なのは、ちみつなコミュニケーション操作が おきているから。。 そういう息苦しい学校へ行く意味があいまいであるということ。 学校、家庭の二択しかないこと。 小さいころからの自分を知っている人たちといるので 自分をかえにくいのだそうです。 学校でも家でもない、第3の居場所があると 子どもも変わってくるだろうという事でした。 選択肢を増やすということです。 いじめの定義が変わるたびに数字があがっていくというグラフ。 見えない何かが大きいです。 その傾向はどうやら都会の方が強いらしく。。 さみしいなぁと思ったりしましたが 「昔はよかった!」という人は その生きにくさを感じているのでしょう。 ぱんず(父)もよくいいますが 年の差3歳でなんでそんなに違うんだか。。 バブルを知っている世代と、崩壊後の違いかな。。 学校っていつでも大変だなぁ。。 納得の時間でした。
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最終更新日
2013年09月23日 19時30分59秒
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