あからさま日記(カッコいい50代を目指して）

４太郎の運動会の前日、３太郎の高校総体のバスケの試合がありました。

以下、長いので興味のない方はスルーしてね。

試合が始まり、子供たちのプレーを見ていると

リバウンドはとってるし、なかなかいい動きをしているし

これはもしやイケルかも。という期待はしていた。

だけど、相手チームのミスのないシューティングに引き離される一方で。

どうやったらその体制から打ったシュートが入るかな・・・。

スリーポイントシュートもバシバシ決められちゃうし。

こんなにいい試合してるのに、前半終了した時点で１７点差で負けてました。

３クォーターは点差をやや縮めては離され、縮めては離され１０点差で終了。

４クォーターが始まり、９分のところで３太郎の(ここ大事)スリーポイントシュートで７点差っっ。

残り４分であと３点っっ。

残り３分でついに逆転１点リード！！

かと思いきや、あっと言う間に相手に２本のシュートを許してしまい

残り１分３０秒で、３点差！！！

残り５７秒でまだ３点差！！！

しかも相手ボール・・・。

わたしたちが普段生活していると１分っていう時間はすごくあっと言うまで

何も出来ないと思いがち。無駄にしがち。

でもバスケの試合を見ていると、一分ってこんなに長いの？

一分でこれだけのことが出来るの？といつも思ってはいた。

だけどこのときばかりは、残り５７秒でしかも相手ボールで

もう絶望的かと思ってた。このときの子供たちの精神力ってどうだったろう。

わたしは・・・確実に寿命は３年縮んだ気がする・・・。

残り５７秒で相手ボール、３点差。

相手のボールを奪い、なんとかワンゴール決めた。

そのときの残り時間はわからないけどたぶん残り３０秒くらいだったのかな。

あと１点！！

相手チームがシュート！！

入るなっ、入るなっ。

よしっ外した！！

リバウンドを取ったっ。

センターより少し後方？先方？にノーマークであいてた先輩にパスが渡り

ドリブルで走った！！というところで笛がなる。

バスケのルールをよく知らないわたしは、いつも笛が鳴るたびに

何が起こったかわからない。

な、なに？何があったの？？

こっち側のベンチ、選手が腕を上げてガッツしている。

相手チームのファールだった。

あとで「アンスポ」だと３太郎から聞いた。

ノーマークでゴールに向かった選手は確実にシュートを入れるだろう。

それをファールで止めることはスポーツマンらしくないファールって

ことらしくて、こっち側の選手に２本のフリースローが与えられ

しかもフリースロー後のボールもこっち。（だったかな＾＾；；）

このとき時計は残り８秒で止まり、先輩の２本のフリースロー。

一本決めれば同点。２本決めたら逆転っっ。

でもさ、あの緊迫した中で、ほんとかわいそうと思った。

外しても仕方ないと思ってた。

一本外した・・・

そして、２本目が入ったーーーーっっ。同点

センター横からのこっちボールで、残り８秒から時計が動いた。

最後はキャプテン先輩に一人で行かせようっていう作戦だったらしい。

シュートが入った！！

と思ったら、一秒足りずノーカウントーーー

あーーー、惜しいーーーーーー。

同点のまま試合は終了し、延長試合になったの。

延長五分の様子はほとんどビデオに入ってないので

もう何も覚えてません・・・。勝ったこと以外は。

ずっと一回戦負けだったチームが、この大会でベスト１６に入りました。

本当に感動で胸がいっぱい。一緒に応援していた妹と

「ルーキーズじゃあるまいしここから逆転は難しいんじゃないか・・・」と話してましたが

諦めちゃあいけないんだね。

子供たちよ、よくがんばった

後でＤＶＤを見ると、３太郎は「恥ずかしくて誰にも貸せない」だそうです。

わたしの声が・・・

止めろーーーーーー

走れーーーーーー

落ち着け、落ち着け、落ち着けっっっ。

３太郎っっっ！！　

落ち着けってばっっっっ。

お前が落ち着け・・・。