今多コンッェルンのグループ広報室で社内報「あおぞら」の編集をしている杉村が主人公の2作目。
前作の「誰か」から半年、今回、杉村は毒物を用いた連続無差別殺人事件に巻き込まれてしまう。(主人公が物好きと言うか、おせっかいと言うか、つい人の世話を焼いてしまう…。そこがこのシリーズの魅力なんでしょうね)
青酸化合物、シックハウス、土壌汚染、人間、様々な毒が登場する、そして…。
重い内容の話だけれども、読後感は良かった、続編を期待です。
きょうの一枚は「注意」人を汚す毒はいろんな所にあるのかも、気をつけないとね。