今日の1冊は雑誌「Pen」9月1日号「フェラーリの正体。」、フェラーリ特集です。
本物のF1を買ってしまった親子の話とか、マラネロのフェラーリ・ファクトリーの紹介とか、興味深い記事がたくさんあって充実した内容でした。
その中でボクが一番面白いと思ったのは、数字でフェラーリを表した記事です。
今日のタイトルのように「宣伝広告費がゼロ」とか、「一台当たりの利益が500万円」だっていうのがスゴいですね。(ちなみに、あのトヨタは「一台当たりの利益、17万円」だそうです。)
もっとも、フェラーリが存在目的にしているF1レース自体、立派な宣伝活動だと思いますが…。
写真の右側は今日のもう1冊二玄社のスポーツカープロファイル・シリーズ3「フェラーリ」です。
フェラーリは60年代から70年代初頭、スポーツカーレースにも力を注いでいて、ルマンをはじめデイトナ、タルガフローリオ等々で多くの勝利を収めています。
当時はF1よりもスポーツカーレースに人気があって盛況で、フェラーリをはじめ、フォード、ポルシェ、シャパラル、ローラと多くのメイクスやチームが参戦して熱戦を繰り広げていました。
現在のカラーリングしか違わないようなF1や、似たようなカタチのクルマばかりのルマン(それでもF1と比べるとはるかに多様性がありますが)より、はるかに魅力的なレース、また見たいです。