|
カテゴリ:papadas's books
最近、Kちゃんから「チーム・バチスタの栄光」を借りられたのでようやく読むことができました。 「チーム・バチスタの栄光」は桜宮市にある東城大学医学部付属病院に勤める、神経内科学教室講師で不定愁訴外来責任者、田口公平がひょんなことから、病院内の内部調査を院長から依頼される…。そして、そこに厚生労働省の役人「ロジカルモンスター」白鳥が現れ事件は。 タイトルから、てっきり「医龍」みたいな医療ドラマだと思っていたので、良い感じで期待を裏切られました。 ま、「このミステリーがすごい!」大賞を取るぐらいだから、面白いのは当たり前かも。 田口の同期が活躍する、「ナイチンゲールの沈黙」、「ジェネラル・ルージュの凱旋」も面白く、しかもこの3作、ほぼ同時期に置きた事件を描いていたりするんですね…、省エネとういうか、こういうのもありなんですね。 作者が現役の医師のせいか、今の医療が置かれている様々な問題が出て来る所も、◯。ホントに今のままでは、産科や小児科は無くなっちゃいそうだし…。 特に、物語の重要な要素になる、Ai(オートプシー・イメージング/死亡時画像検索システム)は云われてみると、まったくそうなのですが、ほとんどの死亡事件の解決の糸口になる技術なんですね。例の相撲部屋の事件とか…。 他にこのシリーズのスピンアウトと言うか番外編の「螺鈿迷宮」、「ブラックペアン1988 」、「夢見る黄金地球儀」も読破、続編に期待です。 一人の作家の作品をまとめて読むって、ちょっと贅沢なヒマつぶしでした。 きょうの一枚は…、迷惑ですよね。行政も政治も、「迷惑」はカンベンです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.02.25 02:44:20
コメント(0) | コメントを書く
[papadas's books] カテゴリの最新記事
|
|